「アンカー」ビデオ流出で検察レジスタンス&APECで外務省サボタージュ
2010.11.18 Thursday 02:59
くっくり
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村西利恵
「日露首脳会談で菅総理は、『大統領が国後島を訪問したことはわが国の立場、そして日本国民の感情から受け入れられない』と話しました」
青山繁晴
「はい。あの、この『アンカー』をやっててですね、あの、僕はあの、元同僚の記者から、何か最近青山ちゃん、いつも怒ってるんだねみたいに言われたんですよ。記者時代の僕はあんまり怒らなかったから。だから本当は怒ってないんですけど、これは正直ね、僕、怒ってるんですよ。これ勝手に言わないで下さいよ。ね。これだって要するに、日本国民が北方領土を取り返したいと言ってるのは、感情論だって話ですよ?皆さん、国民そうですか?あるいは北方領土に住んでた方が、その島に戻りたいとおっしゃてるのは感情論、情緒論で言ってんですか?そうじゃありませんね。それなのに、このようなことを総理が言いですよ、しかもこれは外務省が振り付けた言葉なんです。それは僕は外務省の側から確証は取りました、僕なりに」
山本浩之
「ああー」
青山繁晴
「そして皆さん、これ、この言葉聞くとね、(コーナーの)時間はなくてもね、思い出していただきたいことが1個あるんですよ。かつて小泉総理が靖国神社に参拝した時に、中国側がいつも、中国国民の感情を傷つけたって言ってたでしょ。それはそう言うしかないんですよ。だって国際法のどこを見てもですよ、自国の兵士、亡くなった兵士を、自国の首相がどういうふうに弔おうが、外国に言われる筋合いはないんですよ。だから中国としては、感情を傷つけたって言うしかないわけですよね。それを、同じことをですよ、菅さんに外務省は振り付けて言わせてるわけですよ。もう一回言いますが、まさか手を組んだわけじゃないだろうけれども、結果としては中国と手を組んだんじゃないかと言わざるを得ないし、そして、これはロシアにとっては万々歳ですね。北方領土返還論って、ただの感情論だと。ね。国民の情緒的な思いなんだから、そこを頭なでなでしてあげればいいんでしょと。ロシアにとっては、こんな上手くいった会談はないわけですよ。そしてこの話はね、さっきの検察の話と違ってちょっと救いがないように見えるんですよ。その、あの、外務省が、外務官僚がこう嫌がらせをやって、その、何の得になるのか。ま、政治主導をやりたいと言った民主党政権への嫌がらせでもあるんでしょう。ところがですよ、その外務省自身が実は大きな失敗をしてるんです。はい、出して下さい」
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