「アンカー」ビデオ流出で検察レジスタンス&APECで外務省サボタージュ

2010.11.18 Thursday 02:59
くっくり



村西利恵
「分かっていたのに言わなかった」

青山繁晴
「はい。で、そうすると、実は何が起きたかというとですよ、例えば中国は演技してるわけじゃないですか。本当は首脳会談やらなきゃいけないのに、いや、やるかどうか分かりませんと。つまり高く売ってるわけですね。そうすると、菅さんとしてはだんだんだんだん、中国に対してこう、低姿勢にならざるを得ないですよね」

村西利恵
「お願いしますというふうになっちゃいますよね」

青山繁晴
「そして外務省はサボタージュしてなかったら、つまり破壊的なことやらないんだったら、総理、心配ありませんと、必ず中国は首脳会談応じなきゃいけないから、こう(低姿勢)じゃなくて、ちゃんと身体立て直して、しっかりなさったらいいんですと、いうことをやるはずが、これをやらないで、いわば、その、菅さんの、膝にこう、何て言いますか、ね、あの、手刀入れてるようなものなんですよ、本当は。その結果、何が起きたかというと、皆さんご存知のこれですね」

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村西利恵
「日中首脳会談に臨んだ菅総理は、胡錦濤さんが横にいるにもかかわらず、手にしたメモを読み出しました」

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青山繁晴
「えー、これね、まずね、この胡錦濤さんのこの、この口元をね、ちょっと見て下さい、これね」

村西利恵
「空いてますね」

青山繁晴
「ね。これね、あの、僕はもと政治記者ですから、いろんな首脳会談を見ましたが、その、特にね、中国の首脳って、首脳会談の経験多いんですよ。これは中国に旅行された方ご存知でしょう。ホテルでテレビ付けて下さい。もうやたらアフリカや中南米からいろんな首脳が来て、ずっと胡錦濤さん、首脳会談やってるじゃないですか。しかし、どんなちっちゃな国から来ても、メモを読んだ首脳ってのはいないんですよ」

村西利恵
「はあー」

山本浩之
「でしょうね」

青山繁晴
「で、僕もう一回一生懸命調べて、外務省にも、それこそ外務省にも聞いたんですが、いや、1人もいませんと。よくそれを僕に言うなと思うんですが(一同笑)、だから(胡錦濤は)びっくりしてんですよ、実は。ね。口あんぐりってまでは行きませんよ、しかし半開きの状態になってるわけですよ。ね。で、こう見るとですよ、中国の方は、ほんとは首脳会談やらなきゃいけないのに、本当はその、日本側の出方によってはやらないこともあるよって演技してたんですね。で、それに、まさか外務省が裏で、手を組んだとまでは僕も言いませんが、しかしですよ、外務省はそれを知っていて、菅総理に教えなかったっていうことは、まさかとは思うけれども、中国とてんてんてん(キーワードの『中国と…』)、手を組んだように見えなくもないね、っていうか、見えてしまっても不思議じゃないね、そういうことなんですよね。で、これを、やっぱりサボタージュって強い言葉を言わざるを得ないし、僕は外務省の何人かにそれをぶつけました。そしてその上でね、もう一つ、重大なことが浮かび上がってくるのはこれなんですね。はい」

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