正気で「発狂」するマスコミ

2010.10.23 Saturday 02:58
くっくり


 先日、尖閣問題との絡み(と思われる)で、「フジタ」の社員4名が中国当局に拘束される事件がありました。「フジタ」は遺棄化学兵器廃棄処理事業に関わっています。この機会に遺棄化学兵器問題についての報道や解説などがあって然るべきだと私は思いましたが、そういったものは一切なされませんでした。
・拙関連記事=06/9/4付:“遺棄化学兵器”問題で旧日本軍兵士の証言

●在サハリン韓国人支援
 戦時中、日本統治時代の朝鮮半島から企業の募集などで樺太(現・ロシア領サハリン)へ渡った韓国人が、戦後にソ連の方針で出国が認められず、数十年間にわたってサハリン残留を余儀なくされました。日本の民間人の運動がきっかけとなって、1980年代半ば以降、日本を中継地とした一時帰国、さらには韓国への永住帰国が実現しました。日本政府は一貫して「法的責任はない」と主張してきたのですが、日本の一部政党・勢力が「日本が強制連行した上、韓国人だけを置き去りにした」などと、事実無根のプロパガンダを繰り返したために、日本政府は帰国事業などへの人道的支援に乗り出さざるを得なくなり、現在も支援は続いています。戦後、北朝鮮から派遣労働者としてサハリンに渡った人など、「日本とは何の関係もない人」まで支援を受けていることが分かっています。にも関わらずマスコミはほとんどスルー状態です。
 今年8月、日韓併合100年にあたり「菅談話」が閣議決定されましたが、その中に「在サハリン韓国人支援を今後も誠実に実施していく」という文言がありました。この機会にこの無駄な支援がクローズアップされることを私は願いましたが、マスコミにそういった動きは一切ありませんでした。
・拙関連記事=07/6/5付:サハリン残留韓国人 日本の“理由なき支援”

●在日通名報道
 主に在日韓国人、在日中国人。以前は多くのメディアが本名を隠して通名報道をしていたものの、在日による犯罪があまりに多いせいか、本名報道も増えてきた模様。ただ、朝日新聞など、通名報道を続けているメディアもまだまだ存在します。
 
●デモ報道
 他国(主に中韓)や国内の左翼系のデモは参加者が少数でも報じるのに、国内の保守系のデモは参加者が大勢いてもスルー(例:2009年5月30日のNHKスペシャル「JAPANデビュー/アジアの“一等国”」抗議デモや、2010年10月6日の尖閣デモ)。

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