尖閣事件で改めて露呈した民主党政権の統治能力の無さ

2010.10.02 Saturday 01:54
くっくり



 解放され帰国した3人の社員が10月1日の夕方、記者会見し、拘束に至るまでの状況や拘束後の扱いなどについて説明されましたが、残る1人が未だ「人質」状態なわけですから、全てを包み隠さず話されたとも思えません(ちなみに会見で話されたのは3人のうち佐々木善郎さんだけ)。

 実際、拘束された詳しい場所については、佐々木さんも「この後の高橋への影響もあろうかと思いますので…」ということで発言を控えました(JNN系ニュース10/1)。

image[101001fujita.jpg]

【画像は10月1日放送「報道ステーション」より】

 また、写真を撮ったのは現地法人の中国人社員だったとの説明もあったので(「報道ステーション」10/1)、それも非常に気になります。
 その中国人社員も今回、3人と同時に解放されたらしいのですが(毎日10/1)、本当に「社員」なのか?社員だとしても、中国当局の息のかかった人間である可能性はないのか?

 これら全容が明らかにならない限り、中国在住の日本人の方々も不安でしょう。自分もいつ何の拍子に拘束されるか分からないわけですから。
 現地の方々は「日本政府はわれわれ邦人を守る気があるのか?」と、イライラされてるんじゃないでしょうか。

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 それにつけても、仙谷さん。
 「なぜか中国に敬語連発」(産経9/29)って記事がありましたが、そりゃそうでしょうよ。何せ「文化大革命」って言葉を良い意味で使っちゃうような感性の人ですから。

image[100807sengoku.JPG]


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