中国が尖閣諸島を日本の領土だと認識していたことを裏付ける史料
2010.10.04 Monday 02:02
くっくり
【お知らせ】ライブドア「ここヘンJAPAN」の拙ブログ記事転載は了承済です。
水間さんの「週刊ポスト」の記事(地図)に関して追記があります(10/4 19:25)
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image[1010-02jinmin530108-2.jpg] 今日は、中国が尖閣諸島を日本の領土だと認識していたことを裏付ける史料をいくつか紹介します。
その前に、尖閣諸島をめぐる経緯について基礎知識をいちおう記述しておきます。
——日本政府は尖閣諸島の領有状況を1885年から1895年まで調査し、いずれの国にも属していないことを慎重に確認した上で、1895年1月14日の閣議で決定し沖縄県に編入しました。
1945年の敗戦により、翌1946年に尖閣諸島を含む南西諸島の施政権は日本から連合国に移されました。その後の平和条約発効により、1952年からはアメリカの施政権下に置かれましたが、1972年、沖縄県とともに尖閣諸島を含む南西諸島も日本に返還されています。
1968年、日本、中華民国(台湾)、韓国の海洋専門家が国連アジア極東経済委員会(ECAFE)の協力の下に東シナ海一帯の海底を学術調査し、その結果、尖閣諸島付近に石油資源が埋蔵されている可能性があることが指摘されました(現在では尖閣諸島周辺にはイラクの原油の推定埋蔵量の1125億バレルに匹敵する、1000億バレル以上の埋蔵量があることがほぼ確実とされています)。
その3年後、1971年に中国(中華人民共和国)は初めて、外交部声明という形で尖閣諸島の領有権を主張しました。
ちなみに、尖閣諸島についての現在のアメリカ政府の立場としては、グレグソン国防次官補が2010年9月28日に「1972年の沖縄返還の際、沖縄県とともに日本に返還したのが事実だ」と述べ(産経9/28)、キャンベル国務次官補も同じ9月28日に「1972年に沖縄が返還されたときに、尖閣諸島もその中に含まれていた」と述べています(日テレ9/29)。——
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