金英男さん家族再会〜北の政治ショーにご用心(2)

2006.06.30 Friday 02:02
くっくり


 金さんが拉致された5日後に全羅南道紅島海水浴場で当時天安農業高校3年だった洪建杓(ホン・ゴンピョ)さん、李明雨(イ・ミョンウ)さんが拉致され、 前年の1977年8月には紅島海水浴場で京畿道平沢市のテグァン高校の2年生だった崔承民(チェ・スンミン)さん、李民教(イ・ミンギョ)さんが拉致されている。

 ↑日本人なら誰でも予想できたことかな?
 ↓ちなみに私はこう予想してた。こちらも誰でも予想できたことですが。

6/8付:金英男さん拉致を逆手に取る北の日韓分断作戦
「将軍様の温かいご配慮により、母や姉と再会することができました。私は海で溺れているところを北朝鮮に救助されました。北朝鮮は素晴らしい国で私を温かく迎えてくれました。私は自分の意思で北朝鮮に残りました。家族と幸せに暮らしているので、南には帰りません。お母さん、お姉さん、これからも私に会いに北朝鮮に来て下さい。めぐみの遺骨は確かに日本政府に渡しました。なのに日本はそれを認めず政治問題化しています。戦時中の朝鮮人強制連行の賠償をしないどころか、解決済みの拉致問題をネタに経済制裁までかけようとしています。横田夫妻はなぜ北朝鮮に来てくれないのですか。ヘギョンが会いたがっています。めぐみの墓参りもして下さい」

 そう言えば、今回「将軍様(金正日)」の名前は一度も出てこなかったらしいですね。これも韓国への配慮?

 とにかく今回の北の政治ショーは、日本では完全に逆効果になったと思います。
 全体的には日本のマスコミは良かったと思う。横田ご夫妻に無神経な質問を浴びせたキャスターとかコメンテーターもいたようだけど、再会前からどの局も「北朝鮮では本当のことは言えない。英男さんは北朝鮮の主張を言わされるだけだろう」というスタンスで伝えてきてた。
 おかげで、「英男さんの話は嘘だらけ」「北朝鮮の主張の垂れ流し」という前提で会見を見た視聴者がほとんどだったと思います。

 日本に対しては逆効果でも、韓国に対してはそれなりに効果があったんだろうなと思いきや、報道を見る限り、韓国人もそれほどアホではないようです。
 朝鮮日報など保守紙(反盧武鉉)の論調はもちろん、国民も再会自体は「良かった」と言いながらも、英男さんの会見は「北に言わされてる」のをちゃんと見抜いているようです。

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