「アンカー」小沢氏代表選出馬?エゴエゴ政局&円高で政府・日銀無策

2010.08.26 Thursday 03:04
くっくり



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村西利恵
「小沢さんが代表選に出馬したい理由について、民主党の渡部恒三元衆議院副議長は、『総理になると検察は小沢氏を起訴できなくなる』と指摘しています」

青山繁晴
「はい。あの、渡部恒三さん、えー、自称、平成の黄門、えー、僕はこの『アンカー』でかなり厳しく恒三さんについて触れてきたと思うんですが、まあしかし、恒三さんは小沢さんを非常に古くから知ってて、それからやっぱり民主党の中で今、全体をご覧になってる立場の方ですね。その人がこう発言されたというのは非常に実はあの、意味が重いっていうか、その、小沢さんのほんとの腹の中をえぐってるところがあってですね。これどういう意味かというとですね、あの、実は鳩山内閣のところ、鳩山政権時代にね、皆さん思い出して下さい、鳩山さんがお母様から多額のお小遣いいただいてたと。それは鳩山家のいわばご自由だけれども、そのお金について贈与税その他の税金払ってたのか、払ってないんじゃないかと。それ、何で脱税でやられないのかってことありましたね。それで僕は東京地検特捜部に実際に行きまして、おかしいんじゃないかと言った時に、検察側が、いや、これだよと出してきたのがこれなんですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「憲法75条には、『国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない』とあります」

青山繁晴
「はい。これ訴追って司法当局に追及されることですけれども。この、大臣たるものは、総理のOKがないと訴追をされないってことは、これ検察の言い分ですよ、その時のね。総理大臣も大臣の一人なんだから、ご自分の訴追についても、ついて、同意するはずがないから、要は憲法は、総理大臣は訴追できないってこと言ってるんですよと。僕はこの辺(こめかみのあたり示して)がこうブチっと切れる感じがしてですね、あの、検察側に申したのは、ここを読んで下さいよと、『但し、これがため、訴追の権利は、害されない』って書いてあるんだから、少なくとも国民に、主権者に分かるように、総理大臣、あなたは脱税してるじゃないですか、と思いますよと、我々は、だから訴追したい、自分で自分の訴追を認めて下さいってことを迫ることはできるはずでしょ。やらなかったじゃないですか。だから検察は怠慢だと言いましたが、検察は聞く耳持たず、その件はそれで終わったんですよ。ということは、この国では総理大臣は、犯罪犯しても追及されないって、これ検察にもだから重大な責任があって、そうなってしまってるわけですよ。それを踏まえて、渡部恒三さんは、小沢さんの真意というのは、総理大臣になったらもう二度と(検察に)やられることはないということにあるんじゃないか、少なくともそうやって受け取られるのが民主主義の危機だってことを、恒三さんは言ってるわけですね。ということは、小沢さんも実は大きなエゴに、深いエゴに動かされてるんじゃないかってことですね。それからもう一つ、菅さんが、戻りましてね、菅さんが1年生に話した発言で、もう一つびっくりする発言がありました。それはこれです」

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