「アンカー」小沢氏代表選出馬?エゴエゴ政局&円高で政府・日銀無策

2010.08.26 Thursday 03:04
くっくり


村西利恵
「政府から何の表明もなかった」

青山繁晴
「はい。これはですね、あの、総理の方からまず日銀総裁に会いたいって話をした。これは間違いありません。つまり日銀の方はなるべく会いたくないんですよ。つまり会うと、独立性を損なってると見られるから、そうすると世界から後進国に見られちゃいますから、日本は、経済においてですよ。だからなるべく会いたくない、それでも総理は、あの、会いたいと。会いたいと言ってきたら普通、政府としてはこうしますと、それに歩調を合わせて、日銀もたとえばさっき言った通り、ゼロ金利やってくれませんかってこと表明があるはずですよね。これ、で、なかった、その通りなかったんですが、なかったの前に、予め言うことがないということになって、総理がつまり決断しなかったから、会っちゃって、なかったら余計ショックだろうと、いう入れ知恵を、僕の聞いてる限りでは、財務官僚からもあってですよ、財務省とは言わないですよ、でも菅さんが頼りにしてる財務官僚からは、総理、こういう時は電話にしとくのがいいんですよっていう話、囁きがあったと僕は聞いてます」

一同
「へえー、なるほど…」

青山繁晴
「それで電話にして、それで15分と言っても、でも、総理大臣と日銀総裁ですよ、15分で十分話できるじゃないですか。さっきのニュース解説でも、1分ぐらいでやってるわけですからね、何すべきかっていうのを。ところがその間、日銀と政府が緊密にこれからコミュニケーションしましょうねっていう話しかなかったというから、みんなびっくりしたわけですよ。それで実は僕の後輩記者も含めて、えー、首相官邸で行われた記者会見、仙谷官房長官の定例会見に、僕の後輩記者も出てたわけですけど、その記者会見の時にみんな、えっ電話だったのというね、雰囲気がその、あふれたそうで、いやあの、ちょっと待って下さい、その、電話でも、その、政府として、為替の単独介入、これは要するに、円を売ってドルを買いますと、日本のお金でそうやりますということを言ったんですかと言ったら、仙谷官房長官が、そんな話は全くなかったと、言われたと」

村西利恵
「確かにあれ、がっくり来ましたよね」

青山繁晴
「ええ、これはね、仙谷さん、申し訳ないけどやっぱり誤解しててね、こういう危機になる前は、総理大臣が軽々に為替のこと言っちゃいけない、それはそうなんですよ。しかしこうなった時は逆にバンと言わなきゃいけないのに、そこに頭が切り替わってないんですよね。で、仙谷さんの会見については、実は民主党の議員からも、僕との電話の会話で、あれがもうけっこうトドメになったよねと、いうふうに言ってました。で、その上でですね、今のその円高がどうして起きてるかっていうのは、やっぱり僕らここで、こう考えるべきだと思うんですね。はい、ちょっと出していただけますか」

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