みのもんた氏の韓国に対する認識の間違いを正す「SAPIO」06.4.26号

2010.08.24 Tuesday 00:39
くっくり


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 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は日本の優勝で終わった。まことにめでたいことではあるのだが、日本人が改めて驚いたのは韓国という国あるいは韓国人という民族がいかに日本人への敵愾心(てきがいしん)を持っているか、ということだろう。

 正直言って大多数の日本人はとまどっている、というのが実態だろう。

 では、マスコミはそれをどう捉(とら)えているか?

 たとえば、日本が準決勝で韓国を破った翌日(3月20日)のTBS『みのもんたの朝ズバッ!』では、キャスターのみのもんた氏が次のように総括していた。

 「韓国と日本の、ちゃんとしたね、長い歴史をね、われわれ日本人も、認識を新たに持った方がいいと思います。その上でね、その上で、いやあ韓国の皆さんと声をかけるべきだ。そういう認識を無視してね、なんだあの韓国は!なんだ韓国は!と言っちゃあいけない。やっぱりその辺のところ日本の政治家もよくわかった上で参加・行動しなきゃ、ボクはいけないなと思います」

イチロー「30年」発言は日帝支配36年を連想!?

 みのもんたさん、正直に言っていいですか?あなたの韓国に対する、少なくとも現状に対する認識はまったくの間違い、勘違いです。日本を代表するテレビキャスターのあなたにそこまで言うのだから、私もこれから書くことには全面的に責任を持ちます。もしこれから書くことにあなたが納得行かないなら、私は場合によっては丸坊主になる覚悟でこれを書きますから、みのさん、あなたもきちんとこれを読んで下さい。

 まず、手始めに「イチロー」から行きましょうか?

 イチローがWBCの韓国戦(2戦目)で韓国に敗れ「野球人生最大の屈辱」と発言した。韓国の三大紙の一つ中央日報に次のようなコラムが掲載されました。

 〈イチローが唯一、韓国戦に関しては刺激的な言葉を残した。韓日スーパーゲームが開かれた97年には「ボールからニンニクの臭いがのせられてきてクラクラする。ボールが打てない」と語った。今回のワールド・ベースボール・クラシックを控えて「韓国野球に30年は日本に手を出せないと思わせたい」と大言壮語した〉(中央日報日本語電子版3月17日付)

 私の調べた限り、イチローはそんなことは言ってません。第一、97年に「韓日スーパーゲーム」などという交流試合はありませんでした(他の名前の交流試合はあった)。ありもしないゲームでそんな発言などできるはずもないし、もし別の交流試合で発言していたら当時でも韓国のマスコミは大騒ぎしたはずです。

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