国の行く末を案じ…【将兵万葉集】(5)戦争裁判の犠牲者-2

2010.08.14 Saturday 02:11
くっくり


※和歌の下の( )は出典です。
 今回転載させていただく歌の出典の多くは「世紀の遺書」となっています。
 「世紀の遺書」は、巣鴨プリズン内に置かれた「巣鴨遺書編纂会」の呼びかけで遺族その他から寄せられた遺書や遺稿であり、多くの人の協力と援助によって1953年(昭和28年)12月に出版されました(wikipedia参照)。

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【【【マレー・北ボルネオ関係】】】


■大君の千代万代と祈りつつ心静かに花の散るらむ
 (世紀の遺書)

 阿南三蘇男
  大分県出身、陸軍中佐、士官学校卒。
  昭和二十一年九月十一日チャンギーに於いて法務死。五十四歳。
  ※チャンネル桜旧掲示板に、
  阿南陸軍中佐の遺言が掲載されています。
  「“有色人種ノ為ニ立テ” 昭和21年9月11日9時 戦死」
  と締められています。
   ・2005-03-07 20:01:46 No.126680


■日の本のゆるぎを固む人柱埋もれ甲斐あるこの身なりけり
 (世紀の遺書)

 金子 稔
  福岡県出身、海軍上等機関兵曹。
  昭和二十一年五月二十八日シンガポール・チャンギーに於いて法務死。
  二十八歳。
  ※チャンネル桜旧掲示板に、
  金子海軍上等機関兵曹の遺稿が掲載されています。
   ・2005-03-28 16:41:13 No.136438


 辞世(妻への遺書に)……
■我も又天皇陛下万歳と三度叫びて逝かんとぞ思ふ
 (世紀の遺書)

 鴨居義弘
  香川県出身、陸軍軍医大尉。
  昭和二十一年九月十一日シンガポール・チャンギーに於いて法務死。
  三十六歳。
  ※チャンネル桜旧掲示板に、

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