「アンカー」はずれ者日本&菅談話と在サハリン韓国人支援のおかしさ

2010.08.12 Thursday 02:10
くっくり



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村西利恵
「はい。アメリカのルース駐日大使は、『日本は何をやろうとしているのか分からない』と話していると」

青山繁晴
「はい。で、たとえば、あー、あの、これルースさんと僕はこないだ、あの、ブルー・リッジっていう船の上でね、話した非公式の話ですから全部お話しするわけにいかないですけれども、たとえばさっきの尖閣諸島の問題でも、日中中間線であくまで断固として日本はやるのかどうか、よく分からないと。普天間も移したいのか移したくないのか、よく分からない」

岡安譲
「そうですねー」

青山繁晴
「インド洋も続けたかったのか、いや、国家の意思としてはっきりやめたのか、よく分かりませんと。何だかよく分からないから、青山さんがムキになったって、アメリカも手の打ちようがないじゃないかっていうのが、正確な言葉ではありませんが、ルースさんがこないだ僕に伝えたことのひとつなんです。そうすると皆さん、さっきのベトナムの話っていうのはですね、実はベトナムは非常に意思がはっきりしてて、さっきの地図、戻らなくていいですが、頭をもう一回、思い浮かべていただくと、あの中国からですね、さっき皆さん見ていただいた東南アジア諸国に最近どんどん武器を売ってるんですよ。で、たとえば、かつては、その、反中国の砦だったインドネシアにも、それから中国の膨張に警戒的だったマレーシアも、もう今年を境にどんどん中国の武器を買っていってるんです。その中でベトナムだけが、断固、中国製の武器は安くても買わないんですよ。だからそれを通じてベトナムが口先だけじゃなくて、中国とはフェアに向かい合うって言ってるから、アメリカとしてはこれやりやすくなって、さっき言った通り、その、ジョージ・ワシントンが動いたりってことになるわけですよ。だから日米同盟って言うけれども、日米同盟が何だかもうよく分かんないことになってて、その、むしろアメリカとベトナムの同盟、かつての戦争を乗り越えた、そういうのが進んでるってことに僕らやっぱり注目しなきゃいけないです。但しですよ、この話は、何かアメリカが構ってくれないから、アメリカが面倒見てくれないから日本ははずれ者になるのかっていう話ではありません。そうじゃなくて、あくまで日本が主体となって、たとえば日米同盟だったら私たちの国益に、どのように活かすのかが大事で。ということは、私たちがこれからどうすべきか考える上で、たとえばルースさんと話すだけじゃなくて、アメリカ側と話すだけじゃなくて、日本のキーパーソンと話さなきゃいけないと思いましたので、えー、実は僕は一昨日、ですね、あ、すみません、昨日ですね、えー、昨日の朝から昼にかけて、この人に会いに行きました」

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