菅談話閣議決定 先人への侮辱です

2010.08.10 Tuesday 17:57
くっくり


 「歴史に対して誠実に向き合いたいと思います」??
 虫酸が走るわ。歴史に対して誠実に向き合ったら、こんな談話は出せませんよ。

 歴史は点ではなくて線です。
 日韓併合に至るまでには、日韓間だけではなく、中国、ロシアなど、周辺国との間でいろんな経緯がありました。
 10/8/2付:【日韓併合】外国人から見た日本と日本人(19)を見ただけでもそれは理解できます。

 そういった経緯も含め、あの時代の歴史の必然性というものを、菅さんや仙谷さんは一度でも真剣に考えたことがあるのでしょうか。

 こんな談話、私は認めることができません。
 朝鮮の近代化に尽力した日本の先人たちへの侮辱です。と同時に、日本とともに頑張った韓国の先人たちに対する侮辱でもあると思います。

 もう本当に情けなくて涙が出てきます。何でこんな思いをさせられなあかんの。はっきり言って、日本政府に「精神的苦痛を受けたとして謝罪と賠償を要求」したいぐらいです。

 細かい中身に目を移すと、「遺骨」は返してあげたらいいと思いますが、「朝鮮王朝儀軌等」はどうでしょうか(しかも「等」の中身がよく分からん)。
 これまで返還に応じてこなかったものを返すとなると、向こうは、他の物についてもいろいろ返せって必ず言ってきますよ。

 あと、これも絶対ダメでしょというのが、「在サハリン韓国人支援」。何でこんなのを文言に入れてしまったのか。
 って、仙谷さんが無理やり押し込んだのは明白なんですけどね。こないだの臨時国会で仙谷さん、「在サハリン韓国人支援」についてしつこく話してましたしね。

 その「在サハリン韓国人支援」ですが、10/8/7付:菅談話と戦後補償 仙谷官房長官は恐ろしい人ですでも少し言及しましたが、これは相手方から求められるまま行われてきた、全く無駄な支援です。

 そもそも彼らが戦後、帰国できなかったのは、当時のソ連が北朝鮮に配慮して国交のない韓国への帰国を認めなかったからで、日本には法的責任はないのです。

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