「アンカー」野中広務氏生出演 官房機密費とジャーナリズム

2010.07.29 Thursday 02:37
くっくり


宮崎哲弥
「それはあの、先ほどの青山さんのこの疑問に立ち返るんですが、それを配ることによって、あの、官邸側はどういうメリットがあったのか。あと、そもそもその名簿に書かれている人たちの人選というのは、どのような形で行われたのかっていうのが、これはあの、ご承知されて…」

野中広務
「いや、私は誰がやったか…」

宮崎哲弥
「分からない?」

野中広務
「分からない。またそうすることによって、世論調査ができる、世論の操作がですね、できるなどと私は思ってませんでした」

宮崎哲弥
「ああ、じゃあもうほんとに慣習的に、惰性的に配ってるだけという感じなんですか」

野中広務
「そう、そういう感じですね」

青山繁晴
「これはあの、野中さん、逆に言うと今まで毎年もらってたような政治評論家が、急に野中広務さんが官房長官になったら、くれないと、その、横になっちゃって、あの(野中、笑)、テレビで攻撃し出したり、そういうことを避けるためには続けざるを得なかったということですか?」

野中広務
「まあそこまでね、あの、考えたこともありませんけれども。うん、私はあの、やっぱり前の長官から引き継いだものをそのまま、やっぱりやっておこうと。で、自分で自問自答した時がありますけれども、やはりこれは、あの、私の間は、金融国会、しかも参議院が逆転して、非常に金融不安が増幅していく、そういう時でありましたから、ま、あの、粛々とやっていこうと、そう思っただけでありまして、ええ」

image[100728-10aomiya.jpg]

青山繁晴
「つまりあの、野中さんとしてはそのノートに、取捨選択、付け加えたり削ったりはしかなったよということですね?」

野中広務
「してません。ただ、わざわざ、だから私が発言した中に、かつて政治家であり、しかも今、評論家をしておられる人が、小渕総理に電話をかけてきて、家を建てたから3000万祝いをくれと言うたと。で、小渕さん、私に、そういう要求があったんだけどもどうだろうと、こういう話がありました。暗に、まあ、官邸機密費で処理してくれたらいいんじゃないかと、まあ、小渕さんのような気の弱い人ですから、あの、そういう、暗に気持ちがあったんじゃないかと、私は思いましたんで、総理ダメですよと、そんなことしたらダメですと。で、絶対にあなたのね、個人のお金も祝いとして出したらダメですよと言うて、念を押して止めたです」

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