「アンカー」野中広務氏生出演 官房機密費とジャーナリズム
2010.07.29 Thursday 02:37
くっくり
宮崎哲弥
「ま、その機密費っていうのは基本的には源泉となるのは、国民の税金なわけですよね」
山本浩之
「そうですよね」
宮崎哲弥
「これが非常に不透明な形で使われていること自体が、あの、しかもそれがこうあの、制度的にね、領収書要らないとか何とかっていうことに、を、隠れ蓑にして、国民の目からこの遠ざけられていたということは非常に問題であって。しかもそれがましてメディアということ、に、渡っているということになると、これはあの、上杉くんが言ってたように、民主主義の根幹問題だと思うんですけど、これをこう取り上げないっていうのはね、これおかしな話ですよね」
青山繁晴
「いや、普通は取り上げないってことはやましいことがあるからだと、世間の常識では思いますよ。一般生活者の常識では」
野中広務
「いや、私はそう、そこまで思いませんけどね。まあ、あの、我々の時にはそういう付き合いはなかったし、むしろあの、最近になって、10年とか15年とか、そういうね、節目になった時には、あの、私の運転手をしとった人たちとか、あるいはSPをしとった人たちとか、そういう人が自分たちで会費を出して、そして私を激励してやろうと、こういうことが、今年も阪神淡路大震災の15周年でしたから、あの、みんながやってくれまして、非常に感銘を受けて、またあの、記者の皆さんも、そういう催しをしてくれました」
青山繁晴
「はい。あの、僕はそこ、あの、実は分かるんですけど、あの、野中さんとしては、あの、長かった政治生活、その、ご自分でかつて衝撃的な引退もされてですよ、で、あの、いわばやっぱりケリをつけたいってお気持ちがあるんじゃないかと、勝手に…」
野中広務
「いやいや、あったですよ。いや、ただできなかったから、私はせめて民主党という政権に変わった時に、しかも私ももう歳だし、やっぱりやり残した仕事の一つだし、世に明らかに問うことによって、やっぱりこういう不透明なやり方はやめるようにしてほしいなあと、そういう気持ちがあって、民主党がほんとにね、勇気があれば、この政権で新しい在り方を作り上げていってほしいなあという気持ちがありました」
宮崎哲弥
「全くその通りだと。あの、これは野中さんが官房長官お辞めになったあと、2001年だったと思いますが、あの、外交機密費流用問題というのが発生しました」
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