「アンカー」青山さんお休み 過去の発言総集編
2010.07.22 Thursday 00:36
くっくり
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■07/7/11放送「アンカー」有本恵子さんご両親インタビュー
「さっき陰膳が出てきたでしょ。陰膳って昔から日本にある習慣で、これを人情話、普通のそういう話だと僕も最初は思ってたんで、正直言うとね。しかしさっき言ってましたけど、あまりにも美味しかったの。で、お母さん、有本嘉代子さんはもう81才になられてて、80超えてるでしょ。で、僕も自分の母親が80超えてるんですけど、昔、若い時のような味付けはやっぱりだんだんできなくなってて、正直、僕の母親には言わないけれど、味変わったなと思うわけですよ。ところが有本嘉代子さん、81才の作られたあの陰膳の味がね、ほんとにレンコンだけじゃなくてオクラとかね、それからさっきのお魚とかね、えーって言うぐらい美味しかったんですよ。それで僕、あの時はただ美味しいと言って帰ったけど、東京に帰って土日過ごしてるうちに、たまたまあるお菓子屋さんと話する機会があってですね。そのお菓子というのは、作る職人が、本当に誰か特定の人に食べさせたいなと思って作ったら、急に味が変わって、そのお菓子だけが売れるんですよってことをね、東京のけっこう古いお菓子屋さんの話を聞いて、僕ははっと思い当たって、そうか、あれがあんなに美味しかったのは、お母さんが恵子ちゃんに食べさせたいからだったんだなと(涙)、正直僕は、それまで気がつかなくて、何て浅はかだと思いますけど、初めてわかったんですよ。それで、お母さん、さっき正直に言われてたでしょ。行方不明になってもう20年経ってるわけだけどね、20年以上経ってるわけだけど、陰膳始めたのは、実はまだ8年ぐらい前ですと、お母さん嘘つかない人だから、飾らないから、そう言われてたけど、その8年前っていうのは、北朝鮮の子供たちが飢えてるというのをテレビでたまたま見て、あ、自分たちは、ひょっとして恵子はね、石岡さんという人と結婚して、ひょっとしてある部分で幸せなのかなと思ってたけど、そうじゃなくて飢えてるんだということがわかって、そこから陰膳を作り始めたわけですね」
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