鳩山首相が沖縄訪問「最低でも県外」断念
2010.05.05 Wednesday 02:14
くっくり
日米同盟や在日米軍基地が、日本やアメリカだけではなくアジア全体の安定に寄与していることは間違いありません。
戦略的に沖縄が大変重要な場所であるのも間違いないでしょう。特に、台湾海峡や朝鮮半島で有事が発生した時のことを考えれば。
となると、沖縄から基地がなくなって困るのは日本やアメリカだけではありませんよね。「沖縄でアメリカが睨みをきかせてくれている」ことに頼っているアジアの多くの国々も困るでしょう。
いずれは沖縄自身も困ることになるのではないでしょうか。
日米同盟がすぐに破綻してしまうとまでは思いませんが、こんなことをずるずる続けていけば、綻びはどんどん拡大し、他国に隙を与えることになるのは確実でしょう。
実際、最近、沖縄近海で中国海軍のヘリが海自護衛艦に近接飛行するなど示威行動を見せましたが、5月3日には、中国の海洋調査船が奄美大島の北西約320キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内で海上保安庁の測量船に接近、約3時間45分にわたり追跡してきたという事件が発生しました(時事5/4 16:46)。
これら中国側の挑発的ともいえる行動が、日米がギクシャクしていることと全く無関係であるとは私には思えないのですが……。
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おまけ。2ちゃんねるで拾った画像。
クリックすると新規画面で拡大します。
image[100504-2maku.jpg]
「3.よくやった」の後ろが空白になっていますが、よく見ると「国民新党」が白く塗りつぶされているのが分かります。
そのうち「1.あっぱれ」の後ろの「民主党」も白く塗りつぶされるのでしょう。
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※参考記事(産経の論説)
・【首相訪沖】「周回遅れ」ようやく気づいた「現実」(5/4 20:39)
・【首相訪沖】迷走招いた「言葉の軽さ」…その8カ月間を追う(5/4 20:49)
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