2010.04.17 Saturday 02:23
くっくり
まず、日本経済、あなたの経済政策について申し上げます。
あなたが解散を先送りするために使ってきた最大の理由は、いつも経済危機への対策でした。二十年度第一次補正予算、二十年度第二次補正予算、二十一年度本予算、二十一年度補正予算、あなたは、必要だ必要だと言いながら、湯水のごとく貴重な国民の税金を次々と浪費してまいりました。
それが果たして国民生活や日本経済にとってプラスになるのかどうか、ただ単に金額を積み上げるのではなく、もっと国民の皆様にとって真に必要なところに使うべきではなかったのか、私たちは、その都度その都度、予算委員会を初め各委員会において、多くの問題点を指摘してまいりました。
麻生総理、結局は、補正予算の中身など、あなたにとってはどうでもよかったのではないですか。一回限りのばらまきによって支持率が上がれば、そこで解散をと考えていたのではないですか。国民の皆さんの賢明な判断によって、実際には支持率は上がりませんでしたが、余りに国民を愚弄するやり方だと申し上げなければなりません。
そして、ただ一点明らかなことは、定額給付金やアニメの殿堂に象徴される無駄遣いのオンパレードによって、莫大な借金を積み上げてしまったということであります。あなたの権力を維持するために税金が無駄遣いされ、借金が残され、消費税の増税で国民にさらなる負担を押しつける、そんなことを国民は絶対に許しません。
外交に目を転じても、麻生内閣はまともな成果を上げることはできませんでした。
他国の首脳は、あなたの政治基盤が脆弱で、とても長くは続かないだろうということをとっくに見抜いており、残念ながら、本気で交渉する相手と認識されませんでした。だから、さきのラクイラ・サミットにおいても、レームダックとばかりに扱われてしまったのであります。あのオバマ大統領との会談もどきは、日本の総理がまともに相手にされなかった典型例ではありませんか。*2(拍手)
さて、本決議案は、単に麻生内閣に対する不信任案というだけではなく、自公連立政権そのものに対する不信任案であります。
最大の理由は、あなた方が官僚に振り回され、官僚機構を全くコントロールできていないことにあります。*3
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