小沢一郎が2008年5月21日に話したこと
2010.04.12 Monday 01:45
くっくり
おち そもそも小沢さんは日本をもっと良くするために、緊張感を保つために、「自民党を壊す」と発言しているのに、この「壊す」ってところだけがメディアで取り上げられちゃうから、「壊し屋」とか呼ばれてしまうわけですね。
小沢 特にマスメディアは壊したくないんですよ、自分たちが守られている現体制というものをね。
政治資金の透明化、官僚政治の打破とな。
前者はまたしても「お前が言うな」だし、後者も民主党政権になってから公務員改革は進んでませんよね。それどころか自民党時代より後退してるんじゃないかという声も多いですよね。
自民党とみんなの党は4月6日、政府が提出した国家公務員法の改正案では改革が後退するとして、公務員制度改革の対案を国会に共同提出しました。
国家公務員の天下りを斡旋した場合に刑事罰を科すことや、事務次官を廃止することなどが柱となっているのですが、皮肉なことに、この対案の方が民主党が野党時代に主張していた方向に沿っているという状態に。
政府提出の改正案が人件費削減に言及していないことが気になった方も多いのでは。
民主党は昨年の衆院選のマニフェストで「国家公務員の総人件費2割削減」を掲げていたのですが、これが改正案では全く盛り込まれていないのです。
いずれにせよ、労働組合の支援を受けている民主党に大胆な公務員改革などできるわけがないんですよね。
小沢さんにはこういうことにこそ強権発動してほしいんですが、選挙第一の人にそれを言っても無理ですよね。
また、小沢さんの言う「自民党という既存の権力体制が壊れないといけない」という点ですが、民主党政権になって権力体制はどう変化しましたか?
たとえば高速道路について、民主党は原則無料化を公約していたのに割引廃止で実質値上げになることが4月9日に発表されましたよね。
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