「アンカー」橋下vs青山(2)大阪都構想と空港問題
2010.04.10 Saturday 00:31
くっくり
橋下徹
「ええ、大阪府も解体です。だから平松市長に基礎的自治体の長をされたいのか、それとも広域をやりたいのか、もうどちらでも選んで下さいと。だから大阪市役所を保存するんではなくて、新しい大阪を作って基礎自治体と広域行政を作りましょうっていうことは呼びかけてるんです。ただ、連携ではこれは無理です。というのは、いくらトップ同士が、僕は平松市長とものすごい仲良くさせてもらってます、個人的には。ただトップ同士がどれだけ仲良くても、財布が別々である以上、組織が別々である以上、絶対にこれは核となる、新しい、あの、大阪の新しい姿にならないですからね。連携で無理なので、これはもう新しいあの、大阪を作らなきゃいけない。で、連携っていうのは合意ができて初めて連携ですよね。合意ができないことに関して決定を下していくのは、やっぱり僕は今の国には必要だと思ってますんでね、相反する考え方が出てきた時に、誰か一人の責任者が決定をするっていう仕組みが今、大阪にはないので、それを作るべきなんですね」
青山繁晴
「府市が合意しない場合に、どういう手順で大阪都を作るんですか。最後は国に強権を発動させるということですか」
山本浩之
「そこでちょっと、ちょっとまず聞いていただきたいのは、その大阪都議会を実現するために先日具体的な動きがありましたのでね、ちょっとこれを整理してみたいと思います。村西さん、お願いします」
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村西利恵
「はい。イケイケの橋下知事であっても、知事が自らの構想を実現するためには、議会の反発があっては話が進みません。大阪府議会には112人の議員がいて、これまではご覧のように自民、公明が過半数を占めていましたが、今月1日、新しい会派の旗揚げで勢力図がこう変わりました。橋下氏を支持する大阪維新の会に参加を決めたのが22人、いきなり第2勢力と肩を並べる会派となったんですね。そして19日の橋下新党発足の日までに、さらなる賛同者がここに加わるとも言われています」
山本浩之
「やっぱりこういうやり方しか、こういうって失礼な言い方ですけど、これしかない…?」
橋下徹
「だからね、あの、ファシズムとかそういうことを言われますけども、選挙でやっぱりこういうのを変えていくのがね、僕は選挙だし、今までの統一地方選挙って誰も大阪府民、投票率低くて関心なかったですよ。だからこれをもう論点としてね、要は大阪府議会で過半数、それから一番重要なのは、大阪市議会で過半数を取りに行くわけです。で、まずそれでもう都制度にするということを決議、過半数を取ってですね、で、国に法改正を迫る。そのあとに住民投票をやる。これで都制度に持っていくと。まあそれはハードル高いですけども、選挙でまさにその、何か議席を得るために、あの、ポジション得るために選挙で勝つんじゃなくて、都制度をするために市議会で過半数取らなきゃいけないんですよ。もちろん府議会でも過半数を新しく…」
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