「アンカー」橋下vs青山(2)大阪都構想と空港問題
2010.04.10 Saturday 00:31
くっくり
青山繁晴
「これね、あの、橋下さんのその、破壊から始まる創造っていうね、政治、の中でね、あの、僕は実はその破壊から始まる創造ってことにも方法論としていろんな疑問を持つけど、具体策で一番分からないのは、この空港の件なんですよ。それ前から申し上げてますけどね。というのは、あの、さっき話に出た大阪都構想ってこれ直接もちろん関係してね。で、大阪都にしたらその、誰が知事になるかってさっき話したけど、ほんとはそんなことよりも、その大阪都にしたら、東京都にないものを持たなきゃいけないから、おそらく特区とか、大阪府全体を特区にするって、そういう構想、当然お持ちでしょう?」
橋下徹
「そうです、あの、もうこの、この辺りを今、特区にするって、WTC開発特区…」
青山繁晴
「この辺りだけじゃなくて、大阪都全体の特区だって僕はあり得ると思うんですよ」
橋下徹
「あ、できるんだったらもうやっていきたいですね、それは」
青山繁晴
「はい。で、そうするとね、あの、いや、ここだけの特区だと僕は大したインパクトはほんとはないと思ってて、大阪を本当にね、東京から本社を、いろんな企業の本社を呼び戻すぐらいのインパクトって、やっぱり大阪都全体の特区ですよ。そうするとね、伊丹空港を僕、使う意味ってのは十分考えられると思うわけですよ。それとね、あの、知事がおっしゃってるのは、あの、逆に言うとね、あと四半世紀使うってことじゃないですか。で、四半世紀先のことについてね、今とにかくこれはもうなくなるんだと、で、そこに国際学園都市を持ってくるんだと。で、それでたとえば豊中と箕面の対立が生まれたりするよりもね、その、あの、25年先に、あの、これは見直さなきゃいけないということで僕は留めるべきだと思うんですよ。あの、廃港って考えがあってもですよ。今、あの、廃港だ!と言って、で、神戸は、ま、井戸さん、井戸知事との問題もあるから、ま、残すけども、それによって、その、これを、この伊丹によって関空を支えるんだと、それで金も、この伊丹空港売った金でね、土地を売った金でやるんだっていうんじゃなくて、リニアは、僕はこれ賛成なんですよ。で、リニアは関空と梅田つなぐだけじゃなくて、関空と伊丹もつなげればいいと思ってるわけですよ。あるいは、あの、まず伊丹がこれ先だと思うんですよね。というのは、交通機関がいくら発達しても、ま、これはちょっと僕の個人的意見になりますが、この部分だけは、あの、ずっと空港は使ってます、僕仕事でね、するとやっぱり近い空港ってね、たとえばスウェーデンの空港でもどこでもね、あの、近い時の方が便利だったんですよ。すると伊丹が内陸にあってね、その、地域住民の方やあるいは騒音問題で長年苦しんだ中でね、ようやく何とか調和してるこの現状はね、むしろ財産じゃないかなと思うんですよ。但し、四半世紀も経てば何がどう変わるか分かんないし、こんな試算も本当はあの、はっきり言って全然あてにならないですよ。あの、資材価格だって変わるわけだから。だから、いきなり廃港って言って、えーっ!てやって、こう敵を作って中央突破するやり方もあるけども、この件については今までの、この豊中あたりの地域の人の苦労を考えるとね、四半世紀先に見直すことはあり得ます、に留めるべきだと思うんですよ」
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