「アンカー」橋下vs青山(2)大阪都構想と空港問題
2010.04.10 Saturday 00:31
くっくり
「で、その上でね、今日橋下さんとあの、トークやるってことで、昨日その、大阪のある大きな大学のトップの方とお会いしてね、この大阪都構想どうですかと、その、いわばトップ級の学者の方に聞いたらですね、あの、こういうこと言われたんですよ。僕、知らなかったんですが、青山さん、東京都って誰が作ったか知ってますかと。ね。これ東條英機さん、東條英機首相なんですよ。で、まぁもちろんあとで調べたら、確かに東條英機首相が在任中に、東京府と、まさしく大阪と同じですね、東京府と東京市を一緒にして東京都を作りましたと。で、日本が戦争に負けた後、東條英機の仕事で残ってるのは東京都だけだと言われて黙られたから、え、それってひょっとしたらね、橋下さんが大阪都作ったら、やがて橋下さんは国政に出て東條英機になるって意味ですか(笑。橋下も笑)と聞いたら、いや、笑って何も答えられなかったけど、ただ、おそらくね、その温厚な学者の方がおっしゃりたかったのはね、その、狙いはたぶん正しいんだろうと。その、橋下さんがおっしゃった通り、東京都はそのあと発展して、戦争に負けたあとの日本でもね、東京は支えてきたじゃないかと。しかしその、たとえば平松さんとのあの、問題にしてもね、その、やり方、方法論によってはね、その、この国のその民主的な、民主的なやり方を超えてしまって、あえて言うとその、ファシズムのようなことに近づくんじゃないかと。その不安があるというよりは、その不安を大阪府民が感じたらできるものもできなくなるという意味が、僕はあるんじゃないかと思ったんです。それ…、はい、どうぞ」
橋下徹
「いや、あの、そうなんです、これあの、東京都ができたのは戦時体制、えー、要はその、都市の機能を強くするために、まあこう、キュッとこう凝縮させたわけなんですよね。で、僕はこの大阪都構想は、これほんとは国家戦略だと思うんですよ。日本というこの巨艦の中でですね、エンジンひとつ東京だけ、首都圏だけなんてのは、これもう日本は成長しません。だから僕はツインエンジン構想ということで、日本のこの巨艦の中に関東圏、首都圏と、京阪神都市圏ていうものを作りたいというように思ってるんですね。で、関西が発展しない最大の不幸は、京阪神都市圏の中核部分、このエンジン部分、ここがしっかりしていないんですね。僕はあの、地方分権、地方分権って言ってきましたけれども、分権の意味にはコインの表裏で集権というものもあるわけなんです。どういうことかというと、当然自治体にはこう分権で権限と財源を下ろしていきますけども、どこかが広域の部分をしっかりと司る部分が必要なんですね」
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