「アンカー」普天間問題 キャンプ・シュワブ陸上案の深層

2010.02.25 Thursday 02:06
くっくり



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村西利恵
「沖縄の本音は、地元に大型公共工事がないということ」

青山繁晴
「はい。これは公共工事やりたいから、基地がそのままいればいいと下地さん、まさか言ってるんじゃなくてですよ、もしもその普天間の工事、沖縄県内でやらないんだったら、別な経済振興策が沖縄に必要なはずなのに、それがないままじゃないかということを地元では、皆さん、きれい事じゃなくて、はっきり地元で下地さん発言してるから、いわば民主党政権としては下地さんにお願いをして、その、はっきり言ってもらおうと。つまり、色んな問題はあるけれども、そういうこと全部総合すると、沿岸じゃなくて陸上部に何とか移転させてくれないかと。しかしその代わり、一部を徳之島に持って行ったり、嘉手納に持って行ったり、色んなあの、工夫をしますからっていうことなんですよ。で、その上でですね、これもニュースの見方なんですけれども、何かバラバラ、バラバラで閣内不一致とメディアが報じてる発言が、ほんとは大きな意味がある。はい、それがこれです」

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村西利恵
「平野官房長官と沖縄県の仲井真知事が会談したのと同じ日、北沢防衛大臣は岩国市で市長と会談しましたが、その中の発言で『移設案を2月中にまとめる。複数の案で交渉する形になるかもしれない』と明言しています」

青山繁晴
「はい。この複数の案で交渉する形ってのはいわば当然のことなんですけれどね。キャンプ・シュワブに、陸上案に決まったわけじゃないから。だけど僕のびっくりしたのはですよ、2月20日の段階でね、今月中にって、えっ、あと数日しかないじゃないかと」

村西利恵
「大丈夫ですかと」

青山繁晴
「ね。びっくりしたわけですよ。で、だから北沢さん、あんな勝手なこと言ってって新聞に書かれたんですが、ほんとはさっきの矢印で見ていただいた通り、北沢さんはその、長島さんプラスその、防衛省の制服組を含めて、たくさんの情報が入っているから、もうキャンプ・シュワブ陸上案を軸にして、あとは徳之島とかいろんな県外も少し含めてばらすしかないと思ってるから、そのあとの米軍との交渉とか、地元の説得とか、その方がむしろ大きいから、さっさと正直に言ってしまえと」

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