安易な帰化促進は危険だという分かりやすい事例
2010.02.15 Monday 20:02
くっくり
主要閣僚もこのところ相次いで慎重な姿勢を見せているようです。
前原国交大臣は2月6日、「私は賛成の立場」としながらも「法案をこの国会にかけるかどうかということについては、極めて慎重に取り扱うべきではないか」と述べました。
岡田外務大臣は2月11日、韓国の柳外交通商相との会談で「政府として検討中だ」と述べるにとどまりました。
北沢防衛大臣は2月9日の国会では法案に賛成を表明、そのうえ「衆院選のときに民団の方々と多く接触する機会があったが、民団の考え方は違ってきている。危険性はないと思う」というトンデモ発言をしましたが(民主党っていうのは「民団が主(あるじorぬし)の党」の略ですか?(-.-#))、12日には「対立の中でことが決まるような性格ではない。やや議論が未成熟ではないかという気がする」と慎重な姿勢に転換、「防衛相として賛否など積極的にモノを言うことは控えていきたい」と賛否を封印しました。
原口総務大臣も14日、「国会で議論すべきテーマで、政府が一方的に法案を出していいわけではない。国民新党は絶対反対だ。連立政権なので1党でも反対すると政府としては提案しない」と述べています。
こうした状況を鑑みた時、政権維持、そして参院選勝利を最大命題とする鳩山政権が、果たして今国会での法案上程を強行できるのかどうか(会期は延長がなければ6月16日まで)。以前に比べればその可能性はやや薄まってきた感はあります。
仮に、仮にですよ、幸運にも今国会での上程は見送られたとしましょう。が、そうなったらそうなったで、私は別のことが心配になります。
それは、バーターで帰化要件が緩和され(国籍法の改悪や、法務大臣の自由裁量が緩くなるなど)、日本国籍取得のハードルがめちゃ低くなってしまったりしないだろうか?ということです。
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