【紀元節】外国人から見た日本と日本人(17)

2010.02.13 Saturday 01:19
くっくり


 なびきふしけん 大御世(おおみよ)を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ

●天長節
 今日の吉(よ)き日は 大君のうまれたまいし 吉き日なり
 今日の吉き日は 御光のさし出たまいし 吉き日なり
 ひかり遍(あまね)き 君が代を祝え 諸人(もろびと) もろともに
 恵み遍き 君が代を祝え 諸人 もろともに

●明治節
 亜細亜(アジア)の東 日出ずる処 聖(ひじり)の君の現れまして
 古き天地(あめつち)とざせる霧を 大御光に隈(くま)なくはらい
 教あまねく 道明(あき)らけく 治めたまえる御代尊(みよとうと)

 明治節唱歌の「亜細亜」という単語以外は、全て大和言葉です。

 四大節を復活させろなどとは言いませんが、昔こういうものがあったということぐらいは、日本人として知っておいた方がよいのではないでしょうか。

 「建国記念の日」にしても、本来なら日本国の歴史の尊さが実感できる祝日のはずなのに、成り立ちなどを学校で教えることもないようです(昭和39年生まれの私も習った記憶がありません)。
 「建国をしのび、国を愛する心を養う日」と、法律でいちおう定められているのですけどね。

 皆さんすでにご存知でしょうが、このブログの一番上、「ぼやきくっくり」というタイトルの下に、数カ月前から櫻井よしこさんの言葉を引用させていただいています。

 「日本人は今、世界一、自分の国の歴史を知らない人たちになっている。自分の国の歴史を知らない人が、何で『国民』なのか。日本人の歴史を知らない人が、何で『日本人』なのか」
 (2008年のたかじんの番組での発言です。こちらの拙記事の一番下に前後の発言もあわせて掲載しています)

 学校で教えてもらえないなら、せめてご家庭でお子様に語り継いでいってほしい。世のお父様・お母様・保護者様へのお願いです。


 ……というわけで、第18弾につづく……!?


※参考文献
新・へっぽこ時事放談>ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の説く、日本人の心
反日ワクチン>明治仏人の京都への旅

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