「アンカー」小沢氏不起訴の真相 検察の戦いは第3章へ
2010.02.04 Thursday 02:28
くっくり
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村西利恵
「『政治資金規正法違反で小沢さんを共同正犯で挙げられるという確信が持てなかった。現役の与党幹事長の自宅を捜査することに確かに遠慮はあった』」
青山繁晴
「はい。で、これは前半はもう、あの、お分かりいただいたと思うんですね。その、石川さんや大久保さんの調べによって、その、共同正犯で挙げられる確証がない限りは、その、ない限りは、現職の与党の幹事長の自宅を家宅捜索など確かにできないんですよと。つまり家宅捜索やった以上は、遠慮してやるんじゃなくて全部持って帰ると。全部持って帰った挙げ句、あなたは不起訴ですと、そんなことが与党の幹事長にできるかと。ね。で、僕はそれつまり一種の遠慮じゃないですかと言ったら、確かに遠慮はありましたと、その、そういうふうにその、言われたんです。その、遠慮がなかったかと言われると、確かにあったと。検察の長い歴史でも、現職の権力者を追及したのはこれが初めてだってことを分かってくれと。つまり田中角栄さんも総理を辞めてから追及した、金丸信さんも副総裁を辞めてから強制捜査に入ったんであって、現職の国家権力の事実上トップにいる人間に対して捜査をやってんのは初めてなんだから、そこはつまり、あの、この、あとがあるというふうに我々としては理解してほしいとおっしゃったから」
山本浩之
「あの、起訴猶予っていう線はなかったんですか」
青山繁晴
「あ、そこも大事なところでね、起訴、起訴猶予、不起訴があって、で、真ん中に起訴猶予っていうのは、あの、疑い、嫌疑はあるけれども証拠不十分。不起訴っていうと嫌疑なしになっちゃうんですよ。だから僕も起訴猶予にすべきじゃないですかと、今までのお話からしたら、と言いましたら、いや、起訴猶予にしたら、小沢さんに起訴猶予だったら、まさしく遠慮して嫌疑があるのに起訴しなかったと言われるから、今のところ、もういっそ不起訴にするつもりですと。で、今回は不起訴にしてもいいんですよ、これから頑張るんだからと言われたから」
岡安譲
「え?これから頑張る?」
青山繁晴
「じゃあこれからはね、その、証拠が出揃ってきたら、特捜と上層部が分かれるんじゃなくて、あの、一緒に力を合わせてやるんですねと言ったら、彼の答えはこうだったんです」
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