長尾教授の勇気ある「撤回」 今一度考えたい参政権と国籍の重み

2010.01.30 Saturday 01:30
くっくり


 となると、そこにはやはり中国の影を感じざるをえません。

 韓国はある意味大変分かりやすい国で、表立って堂々と「参政権をよこせ」と本音を主張してきた国です。が、中国はそのあたり韓国と違って大変したたかだと思うのです。
 何らかの利権をめぐり民主党(あるいは他の政党や団体も含め)と中共との間で、水面下で「永住中国人への参政権付与」へ向けてのやりとりが続けられてきているのではないでしょうか。

 鳩山総理は今日(1/29)、施政方針演説で「いのち」を24回も連呼、さらに、またぞろ「この宇宙が生成して137億年……」などと述べたそうですね(毎日1/29)。
 昨年11月の衆議院予算委員会、稲田朋美議員に対する答弁でも「宇宙」がどうのこうの言ってましたが、あんたほんまにええ加減にしてくれと思う。
 もちろん政治に理念は必要ですよ。でも理念だけでは政治はできません。頼むからそろそろ現実を見て下さい。

 その鳩山総理は最近、参政権付与法案提出見送りの可能性に言及したようですが(朝日1/29)、油断なりません。
 この人があらゆる問題でブレまくって発言に全く信用が置けないことは、私より皆さんの方がよくご存知でしょう。

 逆に、法案提出には慎重とみられていた平野官房長官が、都道府県知事や地方議会から反対表明や反対決議採択が相次いでいることについて「そのことと、この問題とは根本的に違う問題だ」と述べた、つまり法案提出は、地方自治体の意見に左右されないとの見解を示したのが気になります(産経1/27)。

 ただ、この人、名護市長選で普天間移設反対派の稲嶺氏が当選した翌日(26日)に「選挙結果を斟酌してやらないといけない理由はない」と地元の意思を無視するようなことを言いましたから、それとの整合性が頭にあってそういう発言になったのかもしれませんが……(善意に解釈しすぎ?)。

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