“鳩山議員”偽装献金問題 会見起こし
2009.12.25 Friday 02:08
くっくり
勝場は虚偽記載を行った理由について、政治家としての私に資金調達能力がないように見られたくなかったことと、自分が調整能力、努力を怠っているというようには見られたくなかったことから、私には何も言わずにこういうことをやったと供述していると、報告を受けました。
なぜもっと勝場、そして芳賀を含め、事務所のスタッフとコミュニケーションをとらなかったのかと、勝場の悩みも含めて事情を把握する努力を怠ってしまったのか、猛省してやまないところでございます。
しかし真実、今、ふり返ってみましても、不自然さや疑問を当時感じておりませんでした。
あまりにもずさんではないかというご批判をいただいております。
ま、その通りだと思います。
父親の代から手伝ってくれておりました勝場、そして私が議員になる前から手伝ってくれておりました芳賀、二人とも非常にまじめで、几帳面で、誠実に仕事をしてくれているという信頼感が前提にございました。
誠に私の不徳のいたすところでございます。
さらに地検の捜査によって、母からの資金提供が事実であり、私の個人資産とともに虚偽記載の原資にも充てられていたということが確認をされました。
親から大金を用立ててもらい、知らぬはずはないと思われるかもしれませんが、弁護士による調査の過程で勝場に問いただしても、一貫してそういうことはないと答えていたとのことでございます。
私は本当に全く承知をしておりませんでした。
勝場の否定を踏まえて、そういうことはないと信じていると申し上げてまいりました。
まさに調査の限界を痛感する思いでござます。
年間1億8000万円もの資金提供を受けていながら、なぜそのことを知らなかったのかと、気づかなかったのかと、国民の皆様方が疑問に思われるのは至極当然のことだと思っております。
親も私も常に、周りの人々が私たちのことを何くれなく面倒を見ていただく環境にありました。
正直に申し上げて、親や周りの者とお金の話を直接することなど、ほとんどございませんでした。
私に心配をかけまい、体面を傷つけまいとして日々苦労をしてきてもらったことが、結果として今日このような事態につながったのだと思っております。
結果として、年老いた母親に大変な親不孝をしてしまいました。
また私のために、勝場や芳賀の家族にも辛い思いをさせてしまったと思っております。
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