“鳩山議員”偽装献金問題 会見起こし

2009.12.25 Friday 02:08
くっくり


 秘書に任せていたので私は全然知らなかった。
 国民の皆さん申し訳ありません。
 贈与税の納税はする。額は6億円ぐらい。
 批判は真摯に受け、改めるべきところは改める。
 政治空白を作ってはいけないから、辛いけれども私は総理を辞めない。
 それが責任の取り方だと思っている。
 秘書は私腹を肥やしていたわけではないので、私が総理大臣や国会議員を辞める必要はない。
 「秘書の責任は議員の責任。議員を辞めるべきだ」という過去の自分の発言との整合性もとれている。
 この種の問題は正直に説明してもなかなか国民には理解してもらえないだろうから、大変辛い。
 でも、事実は事実。
 結果としてこんなことになった。
 国民は「合点がいかない」という思いがある一方で、「政権運営しっかりやれよ」とも思っているだろう。
 その頑張れよという気持ちを国民がどこまで示してくれるか、それを進退を考えるひとつの基準に考えたい。

 あとからこんなこと言うのも何ですけど、ハッティが会見で話したことって、私が事前に予想していた内容とだいたい同じでした。
 一点だけ大きく違ったのは、総理大臣を続ける理由(言い訳)です。
 私はハッティは、こんなふうに言うんじゃないかと思ってました。

 「秘書の責任は国会議員の責任、それは今でも思っています。が、現在の私は一国会議員ではなく、総理大臣という重責にあります。今、私が総理を辞任すれば政治空白が生まれ、国民に多大な迷惑をかけることになります……」

 まさか「一国会議員として」会見に出てくるとは思わなかったし、「私が過去に批判した加藤紘一議員などとはケースが違う。うちの秘書は私腹を肥やしたわけじゃないし、私のために良かれと思ってやったことだから……」って説明にも、正直驚きました。
 たとえ私腹を肥やしてなくとも、法律違反を犯したことには変わりないと思うんですが。

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 12/23放送の「アンカー」をご覧になってない方はぜひご覧下さいね。
 「日本が法治国家であるなら鳩山総理は辞任しないといけない」、青山繁晴さんがそういうお話をされていますので。

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