普天間移設問題 安全保障より連立優先!?
2009.12.05 Saturday 01:38
くっくり
おそらく、来年の参院選を見据えての「我が党はこんなに頑張ってるんですよ」という有権者へのアピールが主目的なんでしょうが、その両党に大きな顔させてる民主党、鳩山総理も情けないですよね。
さて、福島さんの「重大な決意」発言でハッティはますます追い詰められてしまったかと思いきや、民主党の内部には「鳩山総理にとっては普天間の問題を先送りにする良い口実ができたのではないか」という声もあるそうです(どこの局か忘れたけど12/4昼前のニュースによる)。
もし本当にハッティがそのように思ってるなら、外交安保を政局にしてしまっているわけで、こりゃもう史上最低の総理大臣と言ってもよいかと(-.-#)
(口実と言えば、今回のドタバタ、この問題でそれでなくてもイライラしてるオバマ政権に、ますます日本軽視・中国重視にシフトする良い口実を与えてしまってませんか?)
しかもハッティ、社民党に配慮すると同時に、「日米合意も重く受け止めねばならない」とアメリカにも配慮。こういうのって八方美人と言いませんか?
ともかく3日午前に福島さんの「重大な決意」発言があって、その同じ日の夕方、ハッティは首相官邸で平野官房長官、岡田外相、北沢防衛相と会談し、「新しい移設先を探してほしい」と指示したとのこと(読売12/4)。
って、今ごろ何を言うてますねん。それならそれでもっと前から、日米首脳会談の前から言っておくべきでしょ。
時系列的に見ても、やっぱりこれは福島さんの発言を「渡りに船」と捉えての動きなのかなぁと。
いずれにしても、日米関係(≒日本の安全保障)よりも社民党との連立を重視した形になってしまってるのは変わりないですよね。
こういう内閣のゴタゴタも、内政の問題だったらまだいいですよ。が、さっきも書いたように、これは外交安保ですよ。危機管理能力が問われかねません。
極端な話、もし北朝鮮が日本に向けてミサイルを発射したとして(私はこのへんの軍事とか法律とか知らないのであくまで喩えとして読んで下さい)、福島さんが「ミサイルを迎撃するという決定を内閣が行った場合には、社民党としても私としても重大な決意をしなければなりません〜」とか言ってゴネた場合、ハッティはどうするの?
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