「アンカー」鳩山偽装献金 したたかさの裏に演出家と“貴種流離譚”

2009.12.03 Thursday 03:06
くっくり



村西利恵
「ひとごとのような」

青山繁晴
「全くひとごとだと。だからひとごとみたいに言うなっていって、あの、ぼろくそに叩かれたんだけれども、叩かれ、もう肉は切られてるけれども、しかし私は知らなかったと、秘書がやったことですっていうのをきちんと出してるわけですよ。肉を切らせながら大事なところはちゃんと、むしろ押し出してるわけですね。で、さらに10月の下旬になったら、その偽装献金、たとえば亡くなった方から献金したことになってたとか、身に覚えのない人が献金したことになってたとか、そういう、その偽装された献金の元手が鳩山家の資金、今、お母さんのお金ってことだけはなってきたんですが、それと判明した時に、いや、そうだとしても私がしたわけじゃないと、秘書がしたんだと、どうして秘書がそんなことしたんですかねっていう意味のことを言ってですね、みんなまたボロクソに叩いたわけですよ、ひとごとなのかと。でも見て下さい、そうやって叩かれながらも、いや、私がやったことじゃないということをきちんと押し出してるわけですよね」

村西利恵
「きちんと」

青山繁晴
「はい。で、それ今につながってるし、さらにですね、僕も含めてびっくりした発言の展開がさらにあったわけですね。はい、出して下さい」

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村西利恵
「続いては11月の発言です。10日、『違法の行為だと理解しております。政治資金収支報告書を修正したが、違法性は変わらない』。25日、『全く私の知らないところで、何が行われていたのか、どこに真実があるか見えないところもあって、私自身大変驚いています』。そしておととい、『検察の解明を待って、法に照らして適切な対応を行ってまいりたい』」

青山繁晴
「はい。これ皆さんね、11月の10日なんです、この10日はね。で、参議院の予算委員会っていう公の場、国会の場でいきなり違法な行為だと自分で言ったわけです(一同同意)。そしてさらにその報告書を修正しても、だからと言って違法性が変わるわけじゃないと、まるで何か追及される側じゃなくて、してる側みたいにですね、自分で違法って言ったのかと。だから気の早い人は、鳩山さん辞めるつもりじゃないかと僕に電話してきた。これ自民党の政治家ですけどね、元の閣僚いたぐらいで、あの、僕も一瞬そうなのかと思ったぐらい、これショッキングな発言なんですよ。ところが今ふり返ってみればですよ、これ先手打って、いや、違法性はちゃんとありますと。ね。つまりその、貸付金だからもう関係ないとか言うんじゃなくて、自分知らなかったんだから関係ないって言うんじゃなくて、秘書の行為としては違法性があって、それがたとえば修正申告しなきゃいけないんだったら云々、まだそこまで言ってないけれども、とりあえずこれをまず認めたんですよ。これは検察側に聞いても、これはけっこう検察側、これ楽になったわけですよ。ところがそのあとの、そのあとに11月の下旬になってから、また新しい展開があってですよ、これお母様から9億円てのがはっきり出てきたとこなんです。ね。で、その時に、さあ鳩山さん何言うかと思ったら、いや、どこに真実があるのか見えない、ね、だから私自身大変びっくりしてるんだって言ったわけですよ。9億円、お母さんってはっきりした上で、私もびっくりって言ったんで、またひとごとって言われたけど、きれいにこれ切り離してるわけですよ」

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