日教組がかつて行っていた「地元集中」 関西の番組が批判
2009.12.01 Tuesday 00:26
くっくり
●地元集中は、「地域の子どもを地域で育て、高校間の学力格差を解消する」ことを目的とした一種の運動であり、正式な制度ではない。大阪府や和歌山県の公立高校の普通科では、中規模な学区制(中学区制)を採用しているため、制度上は誰でも学区内の学力に応じた高校に進学することができる。しかし、地元集中が展開されていた地域では、地元公立高校を目指す進路指導が徹底して行われていたため、学区内にある他の高校への進学、および学区内の他の地域から地元集中高校への進学は困難になっていた。
……って、えーー!?和歌山県でもあったんですか!?
私(1964年生まれ)、小学校から高校までずっと和歌山市内の公立学校だったんですけど(T^T)
……が、よくよく記憶をたどってみますと、幸いにも私は「地元集中」とは無縁でした。学区内で学力に応じた公立高校(田舎なもので普通科は3校しかありませんでしたが)を自由に受験できてました。
和歌山県のどこの市や町で、いつ頃「地元集中」が行われてたんだろう?ちょっと気になります。
さらにネットを調べたところ、枚方市および高槻市における「地元集中」の生々しい体験談をいくつか見つけました。
リンゴさんや宇治原さんの発言を聞いて、「自分の希望しない高校やレベルに合わない高校の受験を強要されるなんて考えられない」「芸人の言うことだし誇張とかあるんじゃないの?」と思った読者様がもしおられたら、ぜひこれらの体験談をお読みになって下さい。
■1977年生まれで当時、枚方市の公立中学校に通われていた男性の体験談
2000/4/28 地元集中とは何だったか
「地元集中」という単語をはじめて耳にした人もいるかもしれません。これは、「公立中学校の生徒は、全員が同じ公立高校に進学すること」を意味します。私の記憶によれば、たしか高槻市から伝播したものと思います。私の頃には下火になっていたようですし私の中学は市内でもリベラルな学校だったのですが、「進路の時間」には地元集中の意義を聞いた憶えがあります。要は、これまで小・中といっしょだった友達たちと仲良く同じ高校に行くのはすばらしいという趣旨です。
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