夫婦別姓は封建制度への逆行!昨年の「たかじん非常事態宣言」より
2009.11.29 Sunday 00:46
くっくり
だからトータルで見ると、別姓にしてもさほどメリットがなかったり、逆に別姓にした方が面倒な思いをする場面が多かったりしませんかね。いや、ご本人ではなく周りがですよ。さっき書いたように、親や子供などの親族はもちろん、学校その他の地域社会も。
あと、よく言われるのは、脇浜さんも言ってるように「そもそも名字に変わるのが嫌」って主張ですよね。
これも私は何がそんなに嫌なのか、さっぱり理解できません。
一般的によく聞くのは、「名字が変わるとそれまでの自分が失われる気がする」とか「夫の(家の)支配下に入ってしまう気がする」とか、つまりアイデンティティの喪失っていうんですかね、そういうメンタル面の理由ですよね。
別姓にしたがる人ってそんなに自分に自信がないのかなぁ?私は今の女性はもっとしたたかだと思うんですが(私の周りの女性だけ?(^_^;)。
あ、もしかして「夫の(家の)支配下に入ってしまう気がする」というのは、夫の実家とあまり関わりたくないってことなんでしょうか?ぶっちゃけ、夫の親の面倒を見るのが嫌とか?
もし「別姓ならあまり夫の親と関わらなくてすむ」と考えているんだとしたら、実際に関わるかどうかは別にして、入口のところで根本的に違うような気がします。
だって、配偶者の親を自分の親並みに大切に扱う(できるだけその努力をする)っていうのは、同姓・別姓関係ないし、また、日本だけでなく他国でも基本はそうだと思うから。
つーかね、「別姓ならあまり夫の親と関わらなくてすむ」というのは、裏を返せば「夫の親にお嫁さんと認めてもらえない」ということにもつながりかねないんですが、それは構わないんでしょうか?
それはそれで自分の居場所を無くしてしまうっていうか、別の意味でアイデンティティを喪失してしまいませんか?
あと、「男兄弟がいないので私が姓を継がないと家系が途絶えてしまう」という理由も時々聞きますね。これについては、私は分からんでもないです。
ただ、言えるのは、普段から「個人の自由」「今の制度は男女差別」とか言ってる人が仮にこの理由も同時に挙げたとしたら、ダブルスタンダード以外の何物でもないですよね。「家系を守る」という行為は、個人主義や進歩主義などとは全く対極にあるわけですから。
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