放送されなかった5日の衆議院予算委員会より稲田議員と下村議員

2009.11.07 Saturday 00:25
くっくり



鳩山総理
「私は当時の思いというものを徐々に今思い出しています。政治家として当然のことながら、身を捨てるぐらいの思いで行動しなければ成就しないというのも、その通りだと思いますし、自分の信念は貫いてまいりたいという思いは根底に持っております。が、現実の状況の中で対処していかなければならないというのも、私もこの歳になって理解を深めているところでもあります(議場笑い)。そこで、私はやはりこの国の将来を考えた時に、本当にどう考えても私から見れば、閉じた日本列島そのままで良いのかという思いは今でもあります。それがただ単に解決の道が地方参政権ということでは必ずしもありません。しかしもっと開明的な開かれた日本を作っていかない限り、この国の大きないくつかのテーマの解決は極めて困難ではないかとも考えています。したがってこの国を、国際社会の中でも開かれた環境というものを、ま、地方参政権の問題は問題として、トータルの中で作り上げたい思いは捨てていないところです(拍手)」

稲田委員
「総理の抽象的な思いはわかるんですが、そういった情緒的な感情から参政権の問題を考えるのは非常に危険だと思います。また総理は随分前からの信念として、国政参政権を定住外国人に付与すべきだと考えていたことには驚いています。外国人参政権と憲法15条の関係があって、地方参政権も国政参政権も今の憲法下では無理なんです。もっと言えば15条は国民主権の当然の帰結で、国民主権をやめることは憲法改正してもできない。それは当たり前のことです。これは憲法の規定であり、まさしく総理がおっしゃっている革命なんですよ。総理の『日本の国は日本人だけの所有ではない』という発言は国民主権を無視した革命の発言だと思います(ヤジ&ざわざわ)。さて、総理はこの問題について、また『仏教の心を持つ日本人が、何で他国の人たちが地方参政権を持つことが許されないのか』とおっしゃっていますが、そんな情緒的な問題ではなくて、安全保障を問う具体的なことについてお伺いします。今、国境の島である対馬が外国資本に買い占められております。海上自衛隊対馬防備隊の隣接地など島の不動産が買収されています。参院の山谷えり子先生が会長の領土議連、また亡くなられた中川昭一先生が会長の真・保守政策研究会でも取り上げ、視察もしております。私も法務委員会で、外国人土地法というのがあって、日本の安全保障上問題のある所は外国人が買えないというその法律をなぜ適用しないのかと政府にも問いただしましたが、危機感が政府にはありません(ヤジ&ざわざわ)。昨年7月に韓国の国会議員50名が対馬は韓国の固有の領土だとして、対馬返還要求決議案が国会に提出されています。もし対馬に意図的に永住外国人が移住して参政権を行使したらどうなるのか。対馬が韓国領だと主張する市長が誕生するということを考えなければならないと思いますが、こういった国境の島、国境の地方自治体に外国人が参政権を行使することの危険性を総理はどう思われるか」

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