放送されなかった5日の衆議院予算委員会より稲田議員と下村議員
2009.11.07 Saturday 00:25
くっくり
鳩山総理
「私は地方参政権の議論は、だから大変に根幹に関わる非常に難しいテーマだと思います。お尋ねのように、政治資金規制法において外国人からの寄付は受けられないとなっていることも承知しています。それはそのことによって外国の意のままに、日本の特に国政が大きく動かされてしまうことに対する懸念から生じているものだと思います。地域においてどうだという議論はあると思いますが、それだけに難しい問題も孕んでいるということは理解しています。一方で、外国人によって日本がゆがめられるというよりも、外国人との共生の日本をどうやって作るかという議論も重要なテーマだと思っています。そのような観点から確かに法律上に縛られてる難しいテーマである部分もあるが、一方の考え方も理解をしながら、大いに国会議員の皆様方で議論を進めていただければありがたいと思います」
稲田委員
「共生の問題とこの参政権の問題は全く別の問題ですし、情緒的にこの参政権の問題を考えてはいただきたくないなと思っています。実は総理のこの『日本列島は日本人だけのものではない』という発言ですが、私は最初聞いた時に失言か何か口がすべったのかなと思ったら、そうではなくて、非常に重大な意味を持つ総理にとって大変思い入れのある言葉なんだと、総理の書かれたものなど読み返していくうちに気づいた次第です。たとえば平成8年6月に『論座』に『わがリベラル友愛革命』という論文を寄せられていますが、この中から少し引用します。『友愛革命の原点は、政治家にとってはまさに政治家を捨てる覚悟に他ならない』。そのあと、『なにげなく私たちは日本は日本人の所有物だと考えている気がするし、その暗黙の了解のもとに各種政策が遂行されているように思われてならない。しかし思い上がりも甚だしいというべきであろう』。このあとに、地方参政権を与えるべきだというようなことを書かれた上で、さらに『私などはさらに一歩進めて、定住外国人に国政参政権を与えることも真剣に考えてもよいのではないかと思っている。行政や政治は、そこに住むあらゆる人々によって運営されて然るべきである。それができないのは畢竟(ひっきょう)、日本人が自分に自信がないことの表れである』と書かれて、総理は、定住外国人の方々に国政参政権を与えることを考えるべきだということをおっしゃっているわけです。大変私は驚きました。また平成14年8月8日付『夕刊フジ』コラムで、民主党代表としてのご発言で、『しかし友愛はそうはいかない。日本列島は日本人の所有と思うな、などという発想は日本人の意識を開くことであり、死を覚悟せねば成就は不可能であろう。私はそこまで日本を開かない限り、日本自体の延命はないと信じる。だから私がその先兵を務めたいのだ』とおっしゃいまして、総理は死を覚悟してまで、日本列島は日本人のものではないという政策を進めるんだということをおっしゃり、日本を開こうとおっしゃっている。そういった方が日本の総理におなりになったわけです。この国のトップになられて、悲願のですね、日本は日本人のものだけではないという政策を遂行され、そして外国人参政権については、国政参政権まで視野に入れて考えておられるのか」
[7] << [9] >>
comments (35)
trackbacks (0)
<< 「アンカー」海外から注目される鳩山首相辞任リスク
【緊急】なぜ今、外国人地方参政権?【抗議・要請先付】 >>
[0] [top]