放送されなかった5日の衆議院予算委員会より稲田議員と下村議員
2009.11.07 Saturday 00:25
くっくり
image[091105-01inada.jpg]
稲田委員
「今日は総理に、総理のおっしゃる友愛、政治の原点、大きなテーマ、愛のテーマについてお伺いしたいと思っています。総理は『日本列島は日本人の所有のものではない』と今年4月、インターネットの動画サイトで発言され、話題になりました。その後、その発言の真意を問われ、総理は『国民の皆さんに大いに議論してもらいたい。これは大変大きなテーマ、まさに愛のテーマだ。友愛と言っている原点がまさにそこにあるからだ。地球は生きとし生ける全てのもののものだ。そのように思っている。日本列島も同じだ』とおっしゃっています。総理の友愛政治の原点が、日本列島は日本人だけの所有物ではないということをおっしゃったわけです。さて、外国人参政権の問題についてお伺いいたします。総理は平成13年当時、民主党の代表であられたわけですが、民団の新年会で『さまざまな歴史の重みの中で永住され、幸せを願っている皆様方に地方参政権を差し上げるのは当然だ』と挨拶をされたようです。いったいいつから総理は地方参政権を差し上げるのが当然だと思っておられるのでしょうか。それは民団からの要請を受けられてそう思われたのか。それとも自発的に思われているのか。ちなみに朝鮮総連は参政権付与に反対しているようですが、いったい誰のために地方参政権を差し上げようと思ってらっしゃるのか。総理の外国人参政権付与、これは友愛政治の帰結なんでしょうか。簡潔にお答え下さい」
image[091105-02hato.jpg]
鳩山総理
「宇宙ができて137億年、そして地球ができて46億年が経っているわけです。その中で私は地球はまさにいきとし生けるもの、人間のみならず全ての生命体、あるいは生命のないものに対しても存在していると思っています。その中で地球ができ、そしてその中で日本列島ができているわけです。言うまでもありません、主権は日本国民にあります。それを譲れなどと申し上げてるつもりも毛頭ありません。主権者としての国民の権利はしっかり守らなければなりません。しかしどの国でもそうですが、外からも来られる人もいる。外から来られて生活をされている外国人たちの権利も当然守らなければならない。それは日本列島の中で主権を持っている日本の国民としてのある意味での義務であり権利だと思います。私はそんな思いのもとで、外国人地方参政権の問題も前向きに考えていきたいと考えてはいます。しかし政権を取って、今、このへんを見回してもですね、まだ民主党の中にもこれは大変大きなテーマであることは間違いありません。それだけに多くのさまざまな意見があることも事実であります。今、私として強引に押し通すということを思っているのではありません。国民の意思も大事にしながら、また政党を超えて大いに議論をして、皆さん方の議論を煮詰めて、解決をされていかれるべきだと考えています」
[7] beginning... [9] >>
comments (35)
trackbacks (0)
<< 「アンカー」海外から注目される鳩山首相辞任リスク
【緊急】なぜ今、外国人地方参政権?【抗議・要請先付】 >>
[0] [top]