「アンカー」学園祭で若者の疑問にズバリ(付:国会論戦スタート)
2009.10.29 Thursday 03:17
くっくり
ただ、こないだの選挙で言えば、子ども手当や高速無料化に釣られたというよりは「政権交代」に魅力を感じて民主党に一票投じた有権者が多かったのが現実ですし、それが証拠に政権交代が成った今も「それらを実行するための財源はあるの?」って声は多いわけで、何でもかんでもばらまきゃいいってもんでもないというのは、多くの政治家がもう気づき始めているだろうとは思うんですけどね。
で、ここからは10月28日の国会の衆院代表質問を見ての私の雑感。
■国会代表質問 鳩山首相、自らの政治献金問題については従来の見解繰り返す(FNN10/28)
中継を最初の2時間ほどですが見ました。自民党の谷垣さん、西村さんの質問と与党側の答弁です。
“口先ハッティ”はその口すらもう危うくなってきてるなぁと思いました。
せっかく谷垣さんや西村さんが歯切れの良い質問をしても、ハッティはそれに正面から答えないんです。
たとえば、「これから雇用を生んでいきます」とか、そんな言い方で終わり。そこまでだったら誰でも言えるのであって、問題は「これからどうやって雇用を生んでいくのか」ですよね。質問する側は(テレビのこちら側の国民も)それを知りたいのに。
財源の問題で谷垣さんに「埋蔵金というフィクション」と突っ込まれた時も、「埋蔵金がないと言ったのは自民党じゃないですか」と開き直ったので、もうびっくり!
あんたら選挙前からさんざん「埋蔵金で財源は確保できる」って主張してきたくせに、何を今さら責任転嫁しとんねん。コントか、これは!?
何かね、もう民主党議員の拍手や歓声が、面白くもないバラエティ番組に無理やり入れられてる笑い声(効果音)と同じに見えてきました。
また「これから考えます」「検討中です」って答弁も多かったです。
まぁ政権取ってまだ2ヶ月弱だし、検討中のものが多いのは分からないでもないですよ。ただ、時給1000円に上げるとかの内向けの問題はともかく、CO2の25%削減は国際公約しちゃってるんだから、最低限そこは具体策を示せないとおかしいでしょ。
あとハッティならではというか、トンチンカンな答弁も目立ちました。
たとえば日本郵政人事(元大蔵事務次官を社長に起用)や八ツ場ダム中止問題についても、「暴走だと言われましたが、私は決して暴走だとは思ってません」で終わり。何の答えにもなってないぞ〜!(T^T)
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