岡田外相が天皇陛下のお言葉について意見
2009.10.26 Monday 00:28
くっくり
要は「お気持ち」の問題でしょう。
宮内庁幹部が述べたところの「中身が同じであっても、陛下は毎回気持ちを込めて読んでおられる」、ここに集約されているのではないでしょうか。
逆に言えば、岡田外相は以前から「陛下のお言葉には気持ちが込められていない」とか思ってたんですか?と。
天皇陛下が祭祀などを通じて私たち国民の幸福と安寧を日々祈られていることは、もはや周知の事実です。
ですから、お言葉を発せられる場が国会であろうが民間の行事であろうが、そのひとつひとつのお言葉の中に陛下のお気持ちは十二分に込められていると受け止めるのが自然でしょう。
つまりお言葉の内容がどうこうという「字面」の問題じゃなくて、もっと精神的なものなのです。
国民のことをいつも思って下さっている陛下のお気持ちは、日々いろんな形で私たちのもとに伝わってきています。
だからこそ私たちは陛下が発せられるどんなお言葉も、“自然に”“ありがたく”拝聴する気持ちになるのではないですか。
だから国会でのお言葉がいつも同じ内容であっても何ら問題はないと、私は思うのです。
それにしても、この問題、あまり大きく報道はされてませんね。
テレビのニュースでも、岡田外相がこういう発言をしたという最低限の事実が伝えられただけですし、新聞も社説で取り上げたのは大手では産経だけ(25日現在)。
民主党に不利なことはあまり報道されないっていうのは、ま、今に始まったことじゃないですけどね。
これが自民党政権だったらマスコミももっと激しく批判、追及するでしょうし、下手したら発言した大臣だけでなく、首相の任命責任まで問われる事態に発展してもおかしくないのでは?
私の気のせいかもしれませんが、鳩山首相も閣僚たちも、思ったことを端からポンポンと安易に口に出しすぎじゃないの?という気がします。
単にオッチョコチョイが揃ってるのか、あるいは与党になった高揚感がまだ続いてるのか、理由はよく分かりませんが。
あと、内閣支持率がまだまだ高水準をキープしてるっていうのもあるのかも。「今だったら何を言っても国民は怒らないだろう」なんて思い違いをしてたりしませんかね?
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