岡田外相が天皇陛下のお言葉について意見
2009.10.26 Monday 00:28
くっくり
●11月に開かれる天皇陛下の即位20年の奉祝行事にもかかわる団体の幹部
「岡田氏の発言の真意がどこにあるか不明な点もある」としながらも、「岡田氏が誰に向かって発言したかが問題。岡田氏の発言は一閣僚の立場で許されるのかという印象もあるが、『政府がお言葉を作成する際に、陛下の思いをもっと踏まえて作成されるべきである』という意味ならば全く異論はない。政府への注文ならばむしろ歓迎する内容だ」
●社民党の福島党首(消費者相)
「天皇陛下のお言葉は慎重に考えられるべきだ。政治利用が起きたらまずい」
●自民党の大島幹事長
「政府が陛下のお言葉にものを申し上げるのは、憲法上も、政治論としても行き過ぎた発言だ。民主党のおごりを感じる」
●国会関係者の一人
「内閣の助言と承認は、天皇の政治利用を防ぐことが目的だ。そもそも公的行為で天皇の思いを伝える必要はない」
●鳩山首相
「岡田大臣がそのように考えたんだと思いますが、やはりこれは天皇陛下のおこころがどうであるかということはなかなか推し量れませんので、そこは申し上げることは少なくとも、わたしとしてはコメントすべきではないと思っています。従ってコメントしません」
——という感じで、岡田外相、やはり左右両方から批判されてしまってますね。それどころか民主党内で庇うコメントすらないようだし。
ただ、意外と言っていいんでしょうか、「天皇陛下の即位20年の奉祝行事にもかかわる団体の幹部」は条件付きで理解を示してますね。
私は別にこだわらないというか、国会でのお言葉の内容が毎回一緒であっても全くかまわないと思うんですけどね。
これがたとえば民間の行事でのお言葉で、北海道に行かれても沖縄に行かれても同じ内容のことしか言われないとかだったら、また話は別ですが。
そもそも国会でのお言葉と民間の行事でのお言葉とでは性質が違うわけで、国会でのお言葉が定型文のようになっても、それは別に普通のことというか、わざわざ問題にする方がおかしいのでは?と思います。
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