岡田外相が天皇陛下のお言葉について意見
2009.10.26 Monday 00:28
くっくり
国会開会式での天皇陛下のお言葉は、内閣で原案が作成され、閣議決定されます。
26日に召集される臨時国会開会式のお言葉は、23日午前の閣議で承認されましたが(読売10/23 13:39)、これに関連して出たのが今回の岡田外相の発言なのでしょう。
岡田外相はその後、記者団に対しても「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。わざわざ国会に来ていただいているのだから(宮内庁には)よく考えてもらいたい」と述べたそうです。
さらに同日夕の記者会見でも、「内閣の助言と承認のもとで本来工夫されるべきではないか。ある意味で官僚的対応になってしまっている。もう少し自由度があっていい」と強調したそうです(産経10/23 19:31)。
ちなみに同じ岡田外相の記者会見、読売10/23 21:44によれば、「(内閣が)無難に対応しようという官僚的発想で同じ表現が続いている。(国会の開会式で)いつも私は気になっていた」と説明し、「同じあいさつの繰り返しは陛下に申し訳ない」と強調したとあります。
ディテールは少し違ってますが、概ね産経と同じ趣旨ですね。
私は法律的なことはよく分からないし、そのへんはたぶん他のブログさんがすでに掘り下げて下さっているだろうと思うから、私の方では直感というか、感覚的なアプローチで書いてみます。
岡田外相の一連の発言を見て、私はかなりの違和感を覚えました。「突然何を言い出すんだろう、この人は?」と。
っていうか、「どこからそんな発想が出てくるんだろう?」と、まず、根っこのところからよく理解できないというか。
参考までに、最近の国会開会式での天皇陛下のお言葉を宮内庁HPから引用してみます。
【第171回国会開会式 平成21年1月5日(月)(国会議事堂)】
本日,第171回国会の開会式に臨み,全国民を代表する皆さんと一堂に会することは,私の深く喜びとするところであります。
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