鳩山政権発足から1カ月

2009.10.18 Sunday 05:46
くっくり



 この記事の見出しは「公約は時間で変わる」。秀逸ですな(^_^;
 『銀河鉄道999』の「時間は夢を裏切らない」ってキーワードを思い出しました。残念ながらハッティの場合、「時間は公約を裏切らない」とはいかないようですが。

 思った以上の騒ぎになったせいか、翌日ハッティは「(日米が)前政権のもとで合意したものをそのまま認めるという意味で申し上げたわけではない」と釈明しました(朝日10/8)。
 11月のオバマ大統領訪日を控え、調整が大変なのは分かりますが、この発言によって「普天間だけでなく他の公約も時間で変わるのか?」と訝しく思った国民は多数いたことでしょう。

 ちなみに7月27日の時点でハッティはこう言ってました。

 「この半年とか1年とか、その辺がずれたときの責任ということになることに対して、どこまで責任を負えるかということは、あるいはこれからの経済状況の変化、その他で出てくる可能性がないとは言えませんが、基本的に、当然のことながら、われわれがマニフェストでうたった1つ1つの政策が可能にならなかったというときには、政治的な責任を強く負うものだというように覚悟を決めて申し上げております」(産経7/27 鳩山会見2/6

 政権発足からそれなりの期間が経過し、現実と照らし合わせつつ試行錯誤を繰り返し、結果的にマニフェスト実行は不可能ということになって、それで出た「公約は時間で変わる」って発言なら私もまだ理解できますよ。
 が、この時点で政権発足からわずか3週間ですよ。

 7月27日の会見、続けてハッティはこう断言しました。

 「その意味で、当然のことながら、公約が実現できなかったときは、政治家としての責任をとります。言うまでもありません」(産経7/27 鳩山会見3/6

 いつ、どのように責任をとってくれるのかしら?などと思っていたところ、この16日になってハッティは、「来年には名護市長選(1月)と県知事選(11月)がある。知事選までということになるとかなり時間がかかるので、その中間ぐらいの中で結論が必要になってくる」と述べ、選挙日程に絡める形で初めて明言(産経10/16)。

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