鳩山政権発足から1カ月

2009.10.18 Sunday 05:46
くっくり


 防衛省の長島昭久政務官も「法律に国会事前承認を盛り込む形で延長すべき」(実は岡田外相もこれに近い意見の持ち主だったと思われ)と主張。

 が、北澤防衛相は「延長そのものがない」。社民党の福島党首はもちろん「延長させないよう頑張る」。その後、長島政務官は平野官房長官に呼ばれ「個別に発言するな」と注意される羽目に。

 こんな感じで閣内ですったもんだしたわけですが、結局、長島さんの声はかき消され、他に表立って同調者が現れるでもなく、先に紹介したように海自は1月撤収がほぼ確定。
 つまり長島さんのような保守派は今の民主党では無力に近いということが、否が応でも理解できてしまった次第です(T^T)


 あと、ハッティの故人献金問題は、秘書が任意で事情聴取されていたことが分かったり、少しずつではあるけれども前に進んでる気配?
 詳しくは、故人献金関連情報まとめを。

 小沢さんもちょこちょことは来てるんですが(たとえば読売10/14の資金管理団体が土地取得記載に虚偽って記事とか)、まだまだ先は遠そうですね。


 また、他のメディアではあまり報道されてないけれども、鳩山政権のこういう「ほころび」って探し出すとキリがないかも?!

脱官僚依存…実は“過去官僚”依存 政務三役の2割、霞が関OB(産経10/12)
 鳩山内閣で過去官僚は13人、19.4%を占めており、官僚出身ではない民主党中堅議員は「形を変えた官僚支配といえないのか」と言ってると。ちなみに退陣直前の麻生内閣の過去官僚は9人、13.4%。
 麻生政権までは「この内閣には元官僚が●●人もいる。官僚寄りだ」とよくメディアは批判したものですが、鳩山政権にはなぜかそれを言わない。

「官房機密費」民主党の変身 透明化推進から存在自体を否定(J-CAST10/14)
 野党時代には、機密費に関して支払い記録の作成を求める法案を提出するなど、透明化へ積極的に動いていたが、政権交代後は機密費の存在自体をはぐらかすなど、あいまいな態度になってしまった民主党。

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