鳩山政権発足から1カ月

2009.10.18 Sunday 05:46
くっくり




 あと、国防について大変考えさせられる記事を最近読みました。
 【与那国島が危ない】と題された産経の特集です。

【与那国島が危ない】(上)中国野放しの「友愛の海」 自衛隊誘致、町の悲願
【与那国島が危ない】(中)「やられてから、という姿勢」
【与那国島が危ない】(下)「ここは日本。屈辱的」

 日本最西端の与那国島は本来国防の最前線のはずなんですが、島には2人の警官と彼らの携行する拳銃2丁しかありません。

 昨年9月、町議会は自衛隊誘致を決め、今年6月には町長、町議会議長らが防衛相や陸上幕僚監部に誘致を陳情、防衛省も陸自部隊の配備を検討し始めました。
 が、その矢先に政権が交代、一転慎重論が支配的となったのです。

 外間(ほかま)守吉町長はこう話しています。

 「お隣さんを刺激するようなこと(配備)はしないと(北沢俊美防衛相は)申されたようですが、お隣さんの方が軍事大国です。先方(の軍備)は認めてこっちはいけないというのはおかしい。隣のことばかり気にする外交の脆弱(ぜいじゃく)さです」

 また、町議で与那国防衛協会副会長の糸数健一氏はこう話しています。

 「国境の島、しかも上空3分の2が台湾の防空識別圏です。有事に一体どうするのか。自衛隊の駐屯もない。台湾の選挙で中国がミサイルで威嚇し、漁場に行けなくなったこともあります。前町長はこれらを懸念し、実は一番やりたかったことが誘致でした」
 「与那国は捨て石みたいに考えられているのではないか。この島は日本の島です。屈辱的です」
 「ミサイルを置いてほしいとは言わない。せめて1人でも優秀な情報活動のできる人間が要る。そうしないと国境が危ない。いや、島自体もう、つぶさに調べられているかもしれません」

 糸数氏の最後の発言はちょっと補足が必要でしょう。
 取材をした産経記者によれば、隣の宮古島でこういう出来事があったそうです。

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