鳩山政権発足から1カ月
2009.10.18 Sunday 05:46
くっくり
「借金は増やさない。来年これ以上増やすような話になったら、もう国家がもたない」
……というわけで、代表就任後は赤字国債増発を否定してきたハッティでしたが、10月14日、ついに陥落。
ぶらさがり会見でこう発言したのです。
「税収の落ち込み具合を勘案しながら考える必要がある。基本的に発行したくないが、やむを得ないことになる可能性はないとは言えない」
そして翌15日には、このような信じられない発言まで。
「マニフェストの実現よりも、やはり国債をこれ以上発行してはいけないと、国民の意思としてそのようなことが伝えられたら、あるいはそういう方向もあると思う」(ロイター10/15)
ついにマニフェストが実行できなかった時のための言い訳を準備し始めました。それも国民に責任転嫁する形で。
ちょっと待って下さいよ!もともとあなたが「マニフェスト実現」と「借金増やさないこと」は両立できると言ったんですよ?
それを今さら「やっぱ両立できないから、どっちか選んで」って何それ?あなたには信念というものがないの?それともこれも友愛精神?
そもそもですよ、昨年9月にリーマン・ショックがあって、2010年度の税収がかなり落ち込むだろうってことはずっと前から分かり切ってたことじゃないですか。
多くの識者もその点を指摘しつつ「財源は大丈夫なのか?」って声を挙げてたのに、いったい何を考えて「借金は増やさない」って大見得切ったりしたんですかね。
2ちゃんねるで「ブレブレ内閣」「やるやる詐欺内閣」「豊田商事内閣」っていろんな揶揄を見ましたけど、そんなふうに言われても仕方ないと思う。
この際、高速道路無料化や子ども手当など、やる前から国民の評判のよろしくないものは、もう思い切って凍結したらどうかと思います(但し絶対に国民のせいにすなや!(-.-#))。
たとえば子ども手当にしても、自分の子どもに借金のツケを回してまで手当がほしいと考える人が、一体どれぐらいいるんでしょうか?
各省庁が提出した概算要求は今後、行政刷新会議や財務省が精査し切り込んでいくことになるそうですが、どの程度削れるものなのでしょう?
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