国旗に秘められた物語第2弾「ビーバップ!ハイヒール」より
2009.10.03 Saturday 03:09
くっくり
だから第一次世界大戦ではこの国旗がドイツの国旗。
昔のこのドイツ国旗は、神戸のお菓子メーカー「ユーハイム」のマークとしても有名。
創始者カール・ユーハイムは、当時ドイツの租借地だった青島(チンタオ)でバームクーヘンを焼いていた人。
が、第一次世界大戦時が勃発し、青島の戦いの際、彼は日本に捕虜として連れてこられた(「ユーハイム」公式サイト>ユーハイム物語を参照)。
その後ドイツの国旗は替わったが、自分の旗はこれだということでマークとして使い続けたのだそう。
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■この国旗のデザイナーは誰だ?(1)アメリカの星条旗
image[14United_States.svg.png]
18世紀まではイギリスの植民地だったアメリカ。
独立する前は様々な集団が別の旗を使っていた。
やがて独立が決まり、アメリカ合衆国として正式な国旗が必要になった。
が、ワシントン将軍(後の初代大統領)はそういうことを考えるのが苦手だった。
見かねた側近が裁縫名人のおばさんを紹介。
それがベッツィ・ロス。
仕立ての腕はもちろん、そのデザインにも定評があった彼女は、頼まれるとすぐにアイデアを思いついた。
「アメリカの州の数と同じ13本のストライプを使って、その左上に13個の星を縫い上げたらどうかしら」
彼女はすぐに国旗を縫い上げ、ワシントンらに見せた。
image[15US_13_stars.png]
ワシントンはこのデザインを大いに気に入った。
1776年7月4日、独立宣言が高らかに読み上げられた時、彼女の作った旗が翻った。
州が増えて星の数こそ替わったが、紅白のストライプに星という彼女のアイデアは現在の国旗に受け継がれている。
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■この国旗のデザイナーは誰だ?(2)韓国の太極旗
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