「アンカー」鳩山政権の経済対策は四方八方美人で国債大増発?
2009.10.01 Thursday 02:00
くっくり
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村西利恵
「長期金利が上昇し、企業が苦しむことになる」
青山繁晴
「はい。これね、ちょと長期金利って言葉はあの、難しそうですけど、全然難しくないです。たとえば国債ってね、たとえばあの、僕が国債買うじゃないですか。あの、国の借金としてですね。これ10年物、ね、たとえば10年間持ってて、その、10年後には必ず国が買い戻してくれて、その時には利子が乗っかってるってことですよね。で、これがやがて国がちゃんと買い戻してくれる、償還されると信用があったらですよ、金利が低くても確実に10年後にはその利子が入るから、金利が低くても買うじゃないですか。ところがひょっとしたら、こんなに国債どんどん増発していったらですよ、国の借金がどんどん膨らんでいったら、ひょっとしたらまともに返ってこないかもしれない、いわば年金と似たような話になって、そうすると金利がドーンと高くないとみんな買わなくなるじゃないですか。日本国が国債を出してですよ、買う人が減ったらそれはえらいことだから」
村西利恵
「信用がないということですね」
青山繁晴
「金利を高くせざるをえない、長期ってそういう意味なんですよ。難しくないですね。そうなるとどうなるかというと、企業がたとえばこう仕事したり、設備投資したいからお金借りたり、その金利も上がってるんですよ。だから企業が苦しむっていうのは、要は企業はお金借りられなくなる、その、優良な企業でも苦しむことになる、そうするとさっき冒頭に言いました通り、必ずいったん景気は、あるいは経済はドーンと落ち込まざるをえないってことなんですよ。だから少なくとも今の四方八方美人政策を続けるんであれば、これはいかなる政策とっても避けられません。お金を作るために国債を増発するから、これは避けられないってことになるわけですね。で、さらにこの私たち民意の選択で生まれた民主党政権には、より深い、非常に根深いこれがあります。はい(フリップ出す)」
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