「アンカー」鳩山政権の経済対策は四方八方美人で国債大増発?

2009.10.01 Thursday 02:00
くっくり



青山繁晴
「はい。このね、ハーバード大学のこの人とか、それから『バロンズ』って雑誌、これはまあ、あくまで例として出しただけですからあんまりこだわっていただく必要はありません。まあこれが一番新しいことは新しいから。で、『バロンズ』って投資家の間ではよく知られた雑誌です。歴史もありますしね。で、そういうのがいろいろ書いてあるんですよ。いろいろ書いてあって、この『バロンズ』でこういうハーバード大学の人なんかが言ってるのは、日本はやがて国家が破綻すると言ってるわけですよ。要するに国の借金がふくらみすぎて返せなくなって、国家の破産が起きる、えー、そう言ってるんですが、これデフォルトっていう言葉で言いますけどね、これは前からずっと言ってるわけですよ。で、それ事態は僕は別にあの、その、支持するわけじゃない、支持するわけじゃないけど、その、たとえばこの論文の中でね、この記事の中で、民主党のいろんなばらまき、四方八方美人の政策をやるにはとにかく金がかかると。たとえばその、八ッ場ダムの問題でも前原さんが苦しんで、ダムの問題だけじゃなくて、公共事業やめたら補償するというね、お金を出してあげるっていう法律を作るともう明言したじゃないですか。それも含めて、子ども手当だけじゃなくて、とにかく金がかかる話ばっかりなんですよ。その金をどうやって作るか。今のところ鳩山さん胸を張って、いや、予算の組み替えでその財源を作るって未だにおっしゃってるでしょ」

村西利恵
「そうですね」

青山繁晴
「しかしですね、もう作業してる藤井財務大臣とか、あるいは野田副大臣は、もうこれだけじゃとても無理って本人たちももう分かってるわけですよ。その、ま、はっきり分かりませんけど、どんなにひねり出しても最大3兆ぐらいじゃないかっていうのが、いわば水面下で聞こえてくる話であって、この四方八方美人の政策が3兆円でできるわけがない。じゃあ本来なら消費税をアップしてでもそれをやるかっていうと、もうこれも鳩山総理は、総理、やらないと明言してるわけですから、だから何が財源になるかというともうひとつしかないわけで、それが国債の大増発なんですね。で、これたとえばですね、あの、民主党の経済ブレーンの方、たとえば榊原英資さんてね、ミスター円と言われた元財務官の方いますが、この方が一生懸命、今、発言されてるのは、国債なんか増発しても大丈夫なんだと。その、それは日本人が買ってるだけで、日本の財産増やしてんだから大丈夫、大丈夫って言ってんですよ。それは本当は真意はですね、逆に国債の増発しかないって言ってるわけです。民主党のブレーン自体が。それしかないから、やっても大丈夫だよと言ってるだけなんですよ。ところが国債を大増発すると、その、さっき言ったその、国家の破綻まで行かなくても起きてることはあるわけです。それ何かというと、これです」

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