「アンカー」鳩山政権の経済対策は四方八方美人で国債大増発?

2009.10.01 Thursday 02:00
くっくり



山本浩之
「ええ、ええ」

青山繁晴
「藤井さんは政権交代した以上は、それを根本から変えたいと思ってるわけです。輸出頼みをやめて国内の需要を作るには、これはもうはっきり言うと、円を高くしていくしかないんだと。その、円を高くしていったら、そのかわり日本はたとえば原材料を海外から買う時に、それは安くなって良い物が安く買えるわけですから、円が高かったら円の力が強いから、世界中から良い物が安く買ってこれて、それを国内でいい物作って、国内でたとえばいいお家を建てたら、それで国民の暮らしも良くなるという考え方なんですよね。ところがこれに対してですよ、いや、そんなことを今やられたら、来年夏に参議院選挙もあるんだから、もうそれやるなら10年後ぐらいにして、10年後は極端かもしれないけど、少なくとも来年夏の参議院選挙が終わってからにしてくれ、とりあえず今はこんなかっこいいことやるんじゃなくて、これをやってくれって言ってるのがこの人なんです。はい、出して下さい」

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村西利恵
「それが亀井大臣。中小企業の借入金返済を猶予する『モラトリアム』を実施すべきと主張しています」

青山繁晴
「はい。だからね、実は亀井さん、ああいう物の言い方だし、何となく思いつきで何でも言ってるように見えるでしょ。いや、今回、僕は違うと思います。亀井さんはこの藤井さんの動きにもちゃんと気がついていて、いや、そんなその、根っこを変えるような、そりゃ志は高いかもしれんが、そんな余計なことしてくれるな、そうじゃなくて逆のことをやるんだと、とにかく来年夏の参議院選挙を考えたら、今とにかくもう救うんだと、ばらまきでも何でもいい、四方八方美人をやるんだというのが亀井さんの考え方であって、だから本当はその、あの、バラバラに言ってんじゃなくて、お互いぶつかり合って言ってるわけです。だからこれに対して藤井さんは反論してるわけですね。はい、ちょっと出していただけますか」

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村西利恵

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