「アンカー」鳩山政権の経済対策は四方八方美人で国債大増発?
2009.10.01 Thursday 02:00
くっくり
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村西利恵
「それは、経済の体質を根本から変えるということ。輸出頼みをやめて、国内需要を拡大していくんだと」
青山繁晴
「はい。これはですね、あの、賛否両論当然あると思うんですよ。但し客観的に見ると、この藤井さんて人はその、内閣にあっていわばひとりだけ目が覚めてて、大臣の中では。四方八方美人でやったらこの国はだめになると、おそらく思ってると思います。で、四方八方美人ってたとえば経済の世界で言うとですよ、日本はやっぱり輸出産業がまだまだ中心だから、円安だと楽なんですね、輸出が。というのは、これは皆さんもうご承知ですけど、念のために申しますとね、その、たとえば国内でこれ(手持ちの赤ペンを示して)を100円で作りますと。で、これが1ドル100円だったらアメリカに、たとえばアメリカに輸出した時はこれ1ドルで売れると。で、ところが円が高くなって、1ドルが80円になるとですよ、これ輸出した時に今までは1ドルで売れた物が1.2ドル、1ドル20セントになるわけです。値段が高くなっちゃうから、要するにアメリカで売れる量が減る、つまり輸出の量が減る、従って輸出産業は苦しむっていうことになるわけですよね。だから今までどちらかというと円安でいいねって感じで来たんですが、これは実は僕も長年の持論なんですけど、円安っていうのはいわば覚醒剤、麻薬のようなものなんですよ」
一同
「ああー」
青山繁晴
「ええ、その、痺れてあの、感じは良くなるけれども、ほんとは身体を蝕んでいくものであって、つまりアメリカ頼み中国頼みの日本経済になってしまったのは、要するに円安で楽をしてきたからなんですよ」
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