「アンカー」優先順位がおかしい鳩山政権&動き出してる外国人参政権

2009.09.24 Thursday 01:42
くっくり



村西利恵
「求められなかったらそうなりますね」

青山繁晴
「ひあ。で、その上でですね、この日中首脳会談について、実はもう1つの側面をやっぱり見なきゃいけないと思います。はい、出して下さい」

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村西利恵
「はい。それが会談の中での発言です。チベットは内政問題であるという認識を示し、『村山談話』を踏襲しました」

青山繁晴
「はい。このね、まずチベットのことについてはね、それあの、その方のお考えによってはね、それ当たり前だろうと言う方もいらっしゃると思いますよ。しかしね、実は国際社会で重要なのはね、この鳩山さんはその、チベットのダライ・ラマ14世と会談したことがあるわけです。だからチベットに対して、チベットの人権問題について非常に深い関心がある人だと、国際社会で認識されてるわけですよ。で、それがあるから実は日中首脳会談、この日中首脳会談で胡錦濤さんの方からですね、チベットは中国自身が解決する問題なんですよってことをね、こっちから言ったんです。それに対して鳩山さんがすっきり、いや、すっきりじゃない、すんなりね、ああ、内政問題なんですねと言ってしまったから、これ当然、中国にとってはすごいやりやすい話になるわけですよ」

山本浩之
「確かに」

青山繁晴
「で、そういう流れの中で村山談話の踏襲、これは自民党政権だってずっとね、言ってきましたが、しかしこういう流れの中であるっていうことと、それからもう1つ、この政権が誕生する前から、靖国神社には行かないってことをたとえば言ってきたわけですから。今までよりも中国にとってやりやすいってことになるわけですよ。で、そうだと、この中国はもっと鳩山さんに寄り添ってくれて、その、なかなかいい政権ですねと言ってくれるかと思ったら、非常に冷めた反応なんですよね。要するにね、鳩山さんが掲げる友愛っていうのは、まあ早い話が仲良くやりたいわけでしょ。国際社会で仲良くやりたいなら、順番は、最初はぶつからないとだめなんですよ。お互い本音のことを言って、いつも(僕は)言ってますけど、その上でね、あの、お互い言いたいことを言った上でできるのが、ほんとの友愛でありね、それからお互いの理解なわけです。最初からこんなふうに下手に出ちゃって、25%の問題でも中国に要求すべきを要求しない、その逆さの順番で行くと、はっきり言うと舐められるだけなんです」

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