「アンカー」優先順位がおかしい鳩山政権&動き出してる外国人参政権

2009.09.24 Thursday 01:42
くっくり



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村西利恵
「その国連気候変動サミットの中での発言です。『日本は今以上の経済的、技術的支援を行う用意がある』と」

青山繁晴
「はい。これね、あの、あえて言うと、日本語で言うと、普通のこと言ってる普通の政治家の言葉でね」

村西利恵
「よくね、用意があるなんて言いますね」

青山繁晴
「何かすっとこう通るじゃないですか。しかしちょっとすいません、また英文見てほしいんですが、まあいちおう中学程度の英語なんで、あの、ちょっと読みますとね。Japan is prepared to provide more finacial and technical assistance…とあるんですが、これあの、be prepared toっていうのは、覚えましたよね、何々の準備がもうできてるよと。で、用意があるって言うとね、これ要するに官僚言葉だからさらっと行くけど、英語のbe prepared toっていうのは、完全にできてますよと、もう準備万端だぜっていうね、イメージがすごくここにあるじゃないですか。で、provideですから、もう供給してあげるよと。要するにあの、必ずしもね、無償とは言ってないけれども、高い銭をくれなくたってあげますよと見えるわけですね」

村西利恵
「確かに気前がいい言い方…」

青山繁晴
「はい。で、これ実はその後ろに、今までよりも、という英語がちゃんとありましてね。だからここmoreが付いてて、今までと違ってもっと大きいその、経済援助、あるいは財政的援助や技術支援をしますよと。さあそこで話が逆だろうっていうのは、これは、これを聞いた海外の首脳たち、あるいは海外の国民たちはbe prepared toって言ってるんだから、この、たとえば経済的支援というのは日本はもう財源があるんだろうと。ね。日本はいろいろ困ってるって言ってるけど、何だ、財源はちゃんと用意されてるじゃないかと思うでしょ?しかし財源って僕たちなんですよ。僕たちのどこに財源があるんですか。で、それを民主党はたとえばマニフェストの中でもですよ、その、地球温暖化対策税っていうものをマニフェストに書いてますが、その中でも検討するって書いてるだけですよ。そりゃそうですよ。このデフレにみんな苦しんでる中でですね、また新しい、名目は何でも新しい税金降りかかってきたら、普通やっぱりもっと財布のヒモを締めますね。個人消費がもっと衰える、そうすると企業業績がもっと下がる、またデフレスパイラルに入っていくってこと心配するから、本当はこの財政支援をやる用意があると言い切る前に、私たち国民の側にその財源の話をちゃんとしてくれなきゃいけない。少なくとも国会で揉んでからでないと、本来はこんなこと言えるはずがない」

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